Bartlett Lake-Sのコンシューマー向けCPUがついに出る!?最大12P-Core!E-Coreは無し
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Intel Bartlett Lake-Sのコンシューマー向けCPUがついに出るかもしれません。
Bartlett Lake-Sについて
Bartlett Lake-Sについて軽くおさらいしておくと、2025年1月にCES 2025で発表されたエッジ向け製品のCore 200Sシリーズプロセッサーです。(『Ultra』ではありません) このエッジ向け製品に関しては、Alder Lake / Raptor Lake系列の派生品のため、特筆すべき点はありません。Raptor Lake同様に最大8P-Core 16E-Core (24C32T)です。
ハードウェアリーカーのJaykihn氏によると、Bartlett Lake-Sには、E-Coreのない10P-Coreおよび12P-Coreモデルが存在し、これらのモデルはコンシューマー向けとなり、2025年7~9月の発売を目標にしているとされています。
この情報は2024年7月にリークされたもので、結構前です。それ以降、この10~12P-Coreモデルに関しては音沙汰がありませんでした。
Bartlett Lake-Sに関する続報
2025年4月15日に、MSI所属のオーバークロッカーToppc氏が中国bilibiliでBartlett Lake-Sに関するおもしろい発言をしています。その内容が以下。
AIDA64 Extremeのアップデートで何かがバレた!? 分かる人には分かります! 分からない人は……誰かに聞いてください。NDA、NDA、NDA――大事なことなので3回言いました。これからは配信中に私から情報を引き出そうとしないでくださいね。 |
Toppc氏は上記発言とともに、AIDA64 Extreme バージョン7.65.7404 betaのリリースノートを貼り付けています。そのリリースノートには「Intel Bartlett Lake-S CPUのサポートが向上」(improved support for Intel Bartlett Lake-S CPU)と記されており、そこを赤線で囲っています。
つまり、Toppc氏は、コンシューマー向けBartlett Lake-S CPUの登場を強く示唆しています。しかし、NDAのため、これ以上深く言及することは避けています。
2024年7月時点では、Bartlett Lake-Sの10~12P-CoreモデルはLGA1700マザーボード用といわれていました。しかし、今はLGA1851マザーボードが主流のため、LGA1851用CPUとして登場する可能性も捨てきれません。
実際にどうなるかはわかりませんが、「E-CoreはなくてもいいからP-Coreがたくさん欲しい!」という人には楽しみな製品になるのではないでしょうか。
Posted by にっち
執筆者: にっち
筆者は自作PC歴20年以上の経験を持ち、Windows OSの細部にわたるカスタマイズや高度な設定、PCゲームの最適化、PCハードウェアとソフトウェアに関する専門知識をもとに、PC環境を快適にするための情報、不具合に遭わないようにするための情報、そして、ちょっとニッチよりなPCユーザー向け記事の執筆を2015年から10年にわたって行っています。
長年の経験により得たノウハウを活かし、初心者から上級者まで幅広く対応できる情報を提供し、読者様のPCライフをより快適で充実したものにすることを目指しています。