Intel、第4世代Xeon Sapphire Rapidsの出荷を再開。ファームウェアでバグを修正

CPU

Intel Xeon

Intel第4世代Xeon Sapphire Rapidsの出荷が再開されました。海外メディアのTom’s Hardwareが報じました。

Intel第4世代Xeon Sapphire Rapids - MCC

第4世代Xeon Sapphire Rapidsプロセッサーの一部モデルにバグが見つかったため、Intelは出荷を一時見合わせていたが、出荷が再開された。Intelは以下のように述べている。

先週、Intel第4世代Xeon Medium Core Countプロセッサー(SPR-MCC)のサブセットにおいて、特定の条件下でシステムの動作を中断させる恐れのある不具合についてお知らせいたしました。

弊社は、ファームウェアによる緩和ができるまでの間、一部のSPR-MCCの出荷を一時停止しましたが、ファームウェアによる緩和が完了したため、SPR-MCCのすべてのラインナップの出荷を再開いたしました。新しいファームウェアはこの問題に対処できていると確信しています。また、必要に応じて、ファームウェアを導入するためにお客様と協力をしています。

― Intel広報担当者

Intelの第4世代Xeonには、4つのコンピュートタイル(ダイ)を使用するとXCCと、1つのモノリシックダイを使用するMCCがある。この不具合はMCCモデルで発生していた。現在、IntelはMCCモデルの出荷を再開し、ファームウェアアップデートをパートナーに配布しているという。

Intelは、ファームウェアによる修正はパフォーマンスに影響しないと述べている。

SapphireRapids

Posted by にっち