Intel、P-CoreとE-Coreの倍増を計画か。Arrow Lake RefreshやNova Lakeなど、今後登場予定のCPUの概要がリーク
Intelは、今後登場予定のCPUでP-CoreやE-Coreの倍増を計画している模様です。YouTubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadが報じました。
Intel CPU リーク情報 2023年10月版 今後のIntel CPUについてのアップデートを提供したい。まず始めに、これらのリークは早期のものであり、今後、予定が変更される可能性があることは留意されたい。 ▼2024Q4(10~12月) Arrow Lake (ARL) TSMC N3B / Intel 20A
▼2024Q4(10~12月) / 2025H1(前半) Lunar Lake (LNL) TSMC N2B
▼2025H2(後半) Arrow Lake Refresh (ARL-R) TSMC N3B / Intel 20A
▼2025Q4(10~12月) Panther Lake (PNL) Intel 18A
▼2026H2(後半) Nova Lake (NVL) TSMC N2P / Intel 16A 14A
[Source: Moore’s Law Is Dead] |
2024年登場予定のArrow Lakeでハイパースレッディングが廃止になるという話は2023年7月にもMoore’s Law Is Deadが報じていましたが、今もその方針に変わりはないようです。シングル性能の向上は魅力的ですが、ハイパースレッディングなしでマルチ性能がどうなるのか気になるところです。
2025年登場予定のArrow Lake RefreshではE-Coreが倍増して32コアとなる模様です。16コアもE-Coreが増えればハイパースレッディングがなくともかなりのマルチ性能となりそうです。
そして2026年登場予定のNova LakeではついにP-Coreが2倍の16コアになり、16P32E4LPという最大52コア構成が見込まれている模様です。さらにこの世代ではハイパースレッディングの代替となるRentable Unitsの実装も予定されており、相当な性能向上が期待できそうです。Moore’s Law Is Deadの情報が本当ならド本命の世代となるでしょうか。
もちろん、これらの情報は早期のリーク情報のため、Moore’s Law Is Deadも述べているように、今後、予定が変わったり変更される可能性があることはご留意ください。