Arrow Lake-S Refreshがキャンセルされたといわれるがその後撤回
Arrow Lake RefreshデスクトップCPU (Arrow Lake-S Refresh)がキャンセルになった海外メディア各所で報じられています。
Arrow Lake Refreshとは、Core Ultra 200シリーズデスクトップCPU (Arrow Lake / Arrow Lake-S)の次世代製品となるCore Ultra 300シリーズデスクトップCPUのコードネーム。これまでのリーク情報は、Arrow Lake RefreshデスクトップCPUでは動作クロックがわずかに向上し、Coplot+ PC要件を満たしたNPUが搭載され、2025年後半に登場するといわれています。
しかし、中国語圏フォーラムのハードウェアリーカーpanzerlied氏は、このArrow Lake RefreshデスクトップCPUがキャンセルされ、IntelはArrow LakeデスクトップCPUのまま2年間戦うと主張しました。
>次世代はRefreshです (Refreshは)キャンセルされました。IntelはArrow Lake-S (ARL-S)で2年間戦うことになります。 |
しかし、panzerlied氏のこの主張はその後、書き換えられ、「次世代はRefreshです」というメッセージに対して「そうだと思います」(原文:「好吧」、渋々同意をする意味)へと編集・撤回されています。
海外メディアのVideoCardzやWCCF TECHは、panzerlied氏の最初のメッセージをもとに「Arrow Lake-S Refreshがキャンセルされたと報じられる」などのタイトルで記事にしていますが、その後、panzerlied氏の主張が書き換えられたことについては言及されていません。
ただ、panzerlied氏はArrow Lakeの次がArrow Lake Refreshになることについて同意はしているものの、渋々な様子を示しており、キャンセルされる可能性が残っていることも若干示唆しています。
昨今のIntelは財政難に陥っているため、panzerlied氏の当初の主張どおり、Arrow Lake Refreshがキャンセルされたとしても正直なところあまり不思議ではありません。