Intel Core Ultra 200S / Arrow Lake、不安定と報じられる

CPU

Intel Core Ultra 200SシリーズデスクトップCPU (コードネーム: Arrow Lake)

Intel Core Ultra 200SシリーズデスクトップCPU (コードネーム: Arrow Lake)は、現時点では不安定・安定性が高くないという話が出ています。YouTubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadが報じました。

Moore’s Law Is Dead

大手ハイテクユーチューバーなどを含む、Arrow Lakeをすでに入手している人たちからこのCPUについてさまざまな話を聞いた。内容は非常にデリケートなものになる。Arrow Lakeをテストしていて以下のような症状が見られたという。

  • テストを実行するごとに平均10%もスコアが変動することがある
  • ある人物はブルースクリーンエラー(ブルースクリーンオブデス / BSoD)が頻繁に発生するとも述べた
  • ゲームタイトルによっては起動に問題が発生する

複数のレビュアーが言うには、Arrow Lakeにハードウェア的な問題があり、こういった不安定性の問題を引き起こしているのではないかという。

上記情報の確度は定かではなく、すべての環境でこのような症状が発生するのかどうかは未知数です。ただ、複数の人が報告をしているというのは気になるところです。

過去には、Alder Lake (Core 12000シリーズ)が発売されたときにも動作しないゲームが複数ありました。当時は、big.LITTLE構成(P-Core / E-Core構成)が起因して、DRM(コピープロテクト)がE-Coreを別のシステムと誤認識してしまうことで、ゲームが正常に動作しなくなったり、ゲームがクラッシュするなどの不具合が発生していましたが、そういった症状は、ゲーム側・OS側のアップデートで修正されました。

Moore’s Law Is Deadの報道が事実だとしても、さすがにそのまま放置ということはなく、いずれは修正されるでしょうが、修正されるまでの間はもしかしたら上記のような問題が見られるかもしれません。

何にしても、繰り返しになりますが、Moore’s Law Is Deadの報道の確度は定かではありません。実際のレビューが出てくるまでは話半分程度に見ておくべきでしょう。

ArrowLake

Posted by にっち