Arrow LakeデスクトップCPU、発売日が若干延期か
Intel Core Ultra 200シリーズ『Arrow Lake』デスクトップCPUの発売日が、若干延期となった模様です。
発売日が若干延期
これまでのリークでは、Arrow LakeデスクトップCPUは2024年10月10日に発表され、同年10月17日の発売といわれていました。しかし、香港メディアのHKEPCはX (旧Twitter)にて以下のように述べています。
Intel Arrow Lake-Sプロセッサーの発売日が1週間延期されて2024年10月24日になりました。 |
HKEPCによると、Arrow LakeデスクトップCPUは2024年10月24日の発売へと延期されたとのこと。この情報が本当なら購入を考えていた人には残念なお知らせですね。発売までもう少し待つ必要があるようです。
Arrrow Lakeの性能
Arrow Lakeにはハイパースレッディング(HTT)が搭載されていないため、これまでのIntel CPUよりもスレッド数が少なくなっています。例えば、Arrow Lake最上位モデルとされるCore Ultra 9 285Kは8P16E 24C24Tとなります。一方、前世代(第14世代)最上位のCore i9-14900KSは8P16E 24C32Tと、Arrow Lakeよりも8スレッド多く備わっています。
カタログスペック上はArrow Lakeの方が不利に見えますが、Geekbenchにおいてはシングル・マルチともにCore i9-14900KS以上のスコアを見せています。
Core Ultra 9 285K
Geekbench シングル3449 マルチ23024
Geekbench 6 | シングル | マルチ |
Core Ultra 9 285K ベース3.7ターボ5.7 8P16E 24C24T | 3449 | 23024 |
Core i9-14900KS ベース3.2ターボ6.2 8P16E 24C32T | 3189 | 21890 |
Ryzen 9 9950X ベース4.3ターボ5.7 16C32T | 3335 | 21797 |
プロセスノードの微細化やアーキテクチャの刷新によりIPCが改善されたため、このようなリザルトになっているものと推測されます。
ハイパースレッディングが非搭載になったことでパフォーマンス面(特にマルチ性能)の懸念がありましたが、少なくとも前世代よりもパフォーマンスが低下するといった心配はなさそうです。