Core i9-13900K vs. Ryzen 7 5800X3D。53タイトル、ゲーム性能対決

CPU

Core i9-13900K vs. Ryzen 7 5800X3D

海外メディアのTechPowerUpにより、Core i9-13900K vs. Ryzen 7 5800X3Dのゲームパフォーマンス対決が公開されました。現行製品で最強のゲーム性能を誇るCore i9-13900Kに、Ryzen 7 5800X3Dはどこまで迫れるのでしょうか。53タイトルのベンチマーク結果がこちら。

テスト環境

▼Intel Core i9-13900K
マザー: ASUS Z790 Maximus Hero
メモリ: 32GB (16GB x2) DDR5-6000 36-36-36-76 / Gear 2
CPUクーラー:Arctic Liquid Freezer II 280 mm (水冷)
GPU: GeForce RTX 4090
OS: Windows10 バージョン21H2

▼AMD Ryzen 7 5800X3D
マザー: ASUS X570 Crosshair VII Dark Hero
メモリ: 32GB (16GB x2) DDR4-3600 14-14-14-34
以下、共通

53タイトルゲームベンチマーク

Core i9-13900K vs. Ryzen 7 5800X3D - 1080p
Core i9-13900K vs. Ryzen 7 5800X3D - 1080p

Core i9-13900K vs. Ryzen 7 5800X3D - 1440p
Core i9-13900K vs. Ryzen 7 5800X3D - 1440p

Core i9-13900K vs. Ryzen 7 5800X3D - 4K
Core i9-13900K vs. Ryzen 7 5800X3D - 4K

まとめ

Core i9-13900Kの国内価格は税込105,800円前後。一方、Ryzen 7 5800X3Dは税込50,800円前後です。価格差を考えれば、Core i9-13900KがほとんどのタイトルでRyzen 7 5800X3D以上のゲーム性能を見せているのも妥当なところでしょう。

各解像度ごとの平均は、1080pが6.18%、1440pが4.65%、4Kが1.3%差でCore i9-13900Kの勝ちといった具合です。Core i9-13900Kが最強であることには変わりありませんが、コスパで見るとRyzen 7 5800X3Dは決して悪くありません。

また、1080pや1440pではCPUボトルネックが発生しがちですが、4KではCPUよりも先にGPUがボトルネックになりがちなため、CPUによる差は小さなものとなっています。

(CPUボトルネックとGPUボトルネックについてよくわからない場合は、かなり昔に書いた記事ですが『簡単に分かるフレームレートが出ない原因の特定の仕方』をご覧ください)

もし、これから4KメインでのゲーミングPCの購入を考えている方は、CPUはほどほどのものを選択すれば出費を抑えることができます。もちろん、値段を問わず、あらゆる解像度・シチュエーションで最強のゲーミングPCが欲しい場合は迷わずCore i9-13900Kを選択するべきでしょう。

RaptorLake,Zen3

Posted by にっち