CapFrameX、Core i7-11700Kのゲームベンチマーク公開。ANAND TECHとは真逆に良好な結果
フレームレート計測ツール『CapFrameX』のツイッターアカウントは、Core i7-11700Kでのゲームベンチマークをツイートしました。
CapFrameX: 今日はRecket Lakeのリザルトを皆さんに紹介したいと思います。ドイツのMindfactoryでフライング販売されたCore i7-11700Kを購入しましたので、(NDA的な)問題はありません。ここ数日で、インターネット上には複数のリークやレビューが公開されています。 以下のベンチマークは比較的新しいBIOSで行いました。 ええ、Rocket Lakeは前世代と比べて遅くはありません。 |
Avg fps | Core i7-11700K | Core i9-10900K |
Crysis Remastered | 62.8 | 59.2 |
サイバーパンク2077 | 79.6 | 78 |
Star Wars ジェダイ | 119.4 | 108.8 |
結果 | 3勝 | 0勝 |
先日、ANAND TECHがCore i7-11700Kのリザルトを公開しましたが、残念ながら非常に悪いゲームパフォーマンスでした。今回、CapFrameXによって投稿されたものは、ANAND TECHとは真逆に、良好なパフォーマンスを示しています。Zen 3に勝てるかどうかはまだわかりませんが、少なくとも上記3タイトルではComet Lake-S / Core i9-10900K以上のフレームレートを見せています。
CapFrameXによると、ベンチマークは比較的新しいBIOSで行ったとのこと。ANAND TECHは、ベンチマークの注意事項として「BIOSはRocket Lake-Sの発売前にパフォーマンスに関わるマイナーな調整が入る可能性があることに留意してほしい」と述べていました。もしかすると、ANAND TECHのリザルトはBIOSのせいでパフォーマンスが芳しくなかったのかもしれませんね。
とはいえ、CapFrameXが測定に使用したゲームタイトルはANAND TECHのものとは異なるため、これら3タイトルがたまたまCypress Coveアーキテクチャに有利なタイトルだったという可能性も捨て切れません。
Rocket Lake-Sが速いか遅いかという結論を出すにはまだ時期尚早でしょう。さらなる続報が待たれます。
2021/3/31追記
Core i9-11900Kの各種ベンチマークが公開されました。詳細は以下の記事をご覧ください。