Raptor Lake Refreshの概要がリーク。Intel第14世代Core 14000シリーズとして登場
CPU
YouTubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadにより、Intel第14世代Core 14000シリーズとなるRaptor Lake Refreshの概要がリークされました。
▼Intel第14世代Core 14000シリーズ Raptor Lake Refresh (RPL-R) - デスクトップはLGA1700プラットフォームで第14世代として、ノートPCも第14世代の『HX』CPUとして、2023年Q3(7~9月)に発売
- 最大8P-Core + 16E-Core (Raptor Cove + Gracemont)。6+8や2+8も予定
- 上位モデルの最大クロックは少なくとも6.2GHz。6.2GHzのサンプルがあることを複数の情報筋より確認
- 全コアターボはP-Coreが最大5.5~6.0GHz、E-Coreが最大4.4~5.0GHzくらいが見込まれているが、正確なクロックはまだわからない
- Digital Linear Voltage Regulator (DLVR)により、前世代(第13世代)のRaptor Lakeと同じクロックで消費電力を10~20%削減できる
- SKUにもよるが、RPL-Rは第13世代と比較して、ゲーム性能で1桁、マルチスレッド性能で2桁%の性能向上が予想される
- マルチスレッド性能の向上と、Zen 4 X3Dに匹敵するゲーム性能がアピールポイントとなる
▼ Intel Meteor Lake (MTL) - ノートPCは第14世代として2023年8~10月頃に発売。デスクトップに関しては2024年Q2(4~6月)までにLGA1851プラットフォームで投入される可能性もある
- Raptor Lake Refreshは『Core i』、Meteor Lakeは『Core Ultra』というブランディングの差別化が言及されている
- 最大6P-Core + 8E-Core (Redwood Cove + Crestmont)。2+8も予定
- ターボクロックは45Wモデルで5.4GHz、28Wの『H』モデルで5.2GHzと予想される
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Moore’s Law Is Deadによると、Raptor Lake Refreshは2023年7~9月頃に発売されるとのこと。コア数は前世代から据え置きですが、動作クロックはテストサンプル段階で6.2GHzに達していると述べています。
Raptor Lake Refreshは第13世代なのか第14世代なのか、情報が錯綜していましたが、Moore’s Law Is Deadによると第14世代になるとのことです。
また、Moore’s Law Is DeadはMeteor Lakeについても言及しており、ノートPC用CPUが2023年8~10月に投入されると述べています。一方、デスクトップCPUに関してはまだどうなるかはわからない模様です。
なお、これらの情報はあくまでもリーク情報であり、今後、変更が入る可能性があることはご留意ください。