Intel Arrow Lake-Sのスペックと登場時期がリーク。Meteor Lake-Sの存在は錯綜

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Intel Arrow LakeデスクトップCPU (Arrow Lake-S)のスペック・登場時期に関する情報が出てまいりました。中国語圏メディアのBenchLifeは以下のように報じています。

情報筋によるとArrow Lake-Sは、Raptor Lake-Sと同様に最大8P + 16Eコア構成を維持するという。メモリは最大DDR5-6400に対応し、1モジュール辺りの容量は最大48GBになる。一方、Meteor Lake-Sは6P + 16E構成が見込まれていたが、こちらはキャンセルとなった。

Intel 800シリーズチップセットに関しては、3種類が予定されている。Z890、B860、H810の3つで、H870はキャンセルされた。

Arrow Lake-Sは2024年前半に発売が予定されている。

Arrow Lake-SではLGA1851ソケットが採用される
Arrow Lake-SではLGA1851ソケットが採用される

[Source: BenchLife

BenchLifeによると、Arrow Lake-Sは最大8P16Eで2024年前半に発売とのこと。2022年2月に、ハードウェアリーカーのRaishu氏が「Meteor Lake-Sはキャンセルになった」と述べていましたが、BenchLifeも同様の内容を報じています。

一方、Tom’s Hardwareの見解は違うようで、以下のように報じています。

ハードウェアスポッターのBionic_squash氏は、Arrow Lake-Sが2024年前半に登場するとは考えていないようだ。また、同氏は、Meteor Lake-Sがまだ2024年前半に登場することを示唆している。

Bionic_squash氏のツイート:「ARL-S ≠ H1 2024 MTL-S = H1 2024」
Bionic_squash氏のツイート:「ARL-S ≠ H1 2024 MTL-S = H1 2024」

Arrow Lake-Sが予定よりも早く市場に投入されるとすればそれは素晴らしいことが、BenchLifeの報道を鵜呑みにするべきではないだろう。

[Source: Tom’s Hardware

Tom’s HardwareはBionic_squash氏をツイートを基に、まだMeteor Lake-Sはキャンセルになっておらず、Arrow Lake-Sの登場時期も2024年前半ではないことを指摘しています。

BenchLifeとTom’s Hardware、どちらが正しいのか、あるいはどちらも間違っているのか。いずれにしても登場時期はまだまだ先のため、どちらの報道も「こんな話がある」程度に見ておくべきでしょう。

2023/9/24追記
デスクトップ版Meteor Lakeの登場が確定しました。詳細は以下の記事をご覧ください。

  Intel、Meteor LakeデスクトップCPUを発売すると発言。2024年に登場

ArrowLake,MeteorLake

Posted by にっち