Intel Arrow Lake、Panther Lakeの性能・発売時期がリーク!シングル特化のBeast Lakeも計画
YouTubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadにより、Intelの次世代アーキテクチャ、Meteor Lake、Arrow Lake、Panther Lake、Beast Lakeの情報がリークされました。
▼Meteor Lake (MTL)
▼Arrow Lake (ARL)
▼Panther Lake (PNL)
▼Beast Lake
[Source: Moore’s Law Is Dead] |
Meteor Lake-Sがキャンセルされたという話は既報ですが、Moore’s Law Is Deadも同様に報じています。
Intel第15世代となるArrow Lakeは、2023年5月時点では、2023年Q3(7~9月)の発売が見込まれていましたが、若干延期されて、今では2024年Q4(10~12月)が予定されている模様です。その性能はすさまじいもので、Raptor Lakeと比較してシングルで30~40%、マルチで40%ほど高くなることが見込まれています。
また、注目点はプロセスノード。i9やi7といったハイエンド帯は、TSMCの3nmプロセスが予定されています。じゃあIntelの自社プロセスはどこに使用するかというと、i5やi3のミッドレンジ・ローエンド帯に使用する模様です。
Arrow Lakeでもかなりの性能向上が期待できそうですが、その翌年の2025年にはPanther Lakeが予定されており、Arrow Lakeからシングルで30~40%、マルチで15~20%の向上が予測されています。ソケットはLGA1851となり、Arrow Lakeと同じマザーボードを使用できそうです。
最後に、Beast Lakeというシングル特化のモデルが開発初期段階に入っているようです。こちらの情報はまだほとんどありませんが、PCゲームに恩恵が大きいかもしれません。マルチコアを上手く使えず、CPUボトルネックになりがちなシングル性能依存のゲームタイトルなんかは、フレームレートの向上が期待できそうです。
なお、上記情報はあくまでも早期のリーク情報のため、実際には異なったり、今後、変更される可能性があることはご留意ください。