Intel Arc & Iris Xe 32.0.101.6737 WHQLドライバ公開

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Intel Arc

『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』『Clair Obscur: Expedition 33』をサポートしたIntel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバが公開されました。

新たにサポートされたゲームタイトル

Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバでは、新たに以下のゲームタイトルがサポートされています。

▼Arc Bシリーズ / Arc Aシリーズ / Core Ultraシリーズ

  • The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered
  • Clair Obscur: Expedition 33

最適化されたゲームタイトル

Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバには以下のゲームタイトルの最適化が含まれます。(向上率は32.0.101.6734ドライバとの比較)

▼Arc Bシリーズ

  • インフィニティニキ(Infinity Nikki) (DX12)
    • 1080p / Ultra設定で平均fpsが最大7%向上
    • 1440p / Ultra設定で平均fpsが最大5%向上

Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバ対応製品

Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバは、以下の製品をサポートします。

  • Intel Arc Bシリーズ
  • Intel Arc Aシリーズ
  • Core Ultraシリーズ
  • Intel第14世代
  • Intel第13世代
  • Intel第12世代
  • Intel第11世代

Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバで修正された不具合

Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバでは、以下の不具合が修正されています。

▼Intel Arc Bシリーズ製品

  • Marvel’s Spider-Man 2 (DX12)において、ゲームのロード中にクラッシュする不具合を修正
  • サイバーパンク2077 (DX12)において、レイトレーシングをオンにしていると、特定のマザーボード環境でクラッシュする不具合を修正

▼Intel Arc Aシリーズ製品

  • Call of Duty: Black Ops 6 (DX12)の一部のキャンペーンシナリオにおいて、影が想定以上に暗くなる不具合を修正

▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)

  • Call of Duty: Black Ops 6 (DX12)の一部のキャンペーンシナリオにおいて、影が想定以上に暗くなる不具合を修正
  • 一部環境において、ゲームプレイを録画すると、想定よりもパフォーマンスが低下する不具合を修正
  • 外部モニターを接続している環境において、特定の操作を行うと外部モニターでの動画再生がフリーズする不具合を修正

既知の不具合

Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバには、以下の既知の不具合があります。

▼Intel Arc Bシリーズ製品

  • Call of Duty: Black Ops 6 (DX12)において、特定のシーンでちらついたり表示がおかしくなる場合があります
  • Returnal (DX12)において、レイトレーシングをオンしてゲームをプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります
  • Call of Duty: Warzone 2.0 (DX12)において、水辺の表示がおかしくなる場合があります
  • MLPerfをマルチGPUシステム環境で実行すると、エラーが発生する場合があります。回避策として、iGPUを無効にすることをおすすめします
  • SPECapc for Maya 2024において、ベンチマーク中に断続的にアプリケーションがフリーズする場合があります
  • PugetBench for Davinci Resolve Studio V19において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュする場合があります

▼Intel Arc Aシリーズ製品

  • Returnal (DX12)において、レイトレーシングをオンしてゲームをプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります
  • PugetBench for Davinci Resolve Studio V19において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュする場合があります

▼Intel Core Ultra Series 1 (Arc iGPU)

  • PugetBench for Davinci Resolve studio V19において、ベンチマークプリセットをExtendedに設定するとエラーが発生する場合があります

▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)

  • PugetBench for Davinci Resolve studio V19において、ベンチマークプリセットをExtendedに設定するとエラーが発生する場合があります

▼Intel Graphics Software

  • Intel Graphics Software (以下、IGS)がクラッシュする場合があります。一時的な回避策として、IGSを再起動してください
  • Windows10環境において、設定、環境設定(Preferences)、すべての設定のリセットオプションを使用すると、アプリケーションがクラッシュする場合があります。個々のページからは問題なく設定をリセットできます
  • メトリックの選択(select metrics)ウィンドウで最初にメトリックを並べ替えたときに、アプリケーションがクラッシュすることがあります。その後、このクラッシュは発生しません
  • VSync (垂直同期)およびLow Latency Mode (低遅延モード)が有効になっていると、FPS LimiterがFPS (フレームレート)を制限しない場合があります
  • Profile controls (プロファイルコントロール)が常にGlobal controls (グローバルコントロール)に優先するとは限りません
  • ネイティブ解像度以外でディスプレイをスケーリングすると、意図しないスケーリングになる場合があります
  • Intel Graphics Softwareのプロファイルページでアプリケーションプロファイルを切り替える際に、アプリケーションがクラッシュする場合があります

▼Intel Graphics Software Performance Tuning (BETA)

  • 本機能はベータ版のため、予期せぬ動作をする可能性があります
    • Performance Tuningを使用可能なデバイスが2つあるマルチGPU環境において、Performance Tuningのページでは各GPUごとの個別ではなく、一度に複数のデバイスに変更を適用する場合があります

Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバ ダウンロードリンク

ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。

  Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6737 WHQLドライバ