Intel Arc & Iris Xe 32.0.101.6734 WHQLドライバ公開
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6734 WHQLドライバが公開されました。
Core Ultra 200Vシリーズ向けの改善
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6734 WHQLドライバには、以下の改善が含まれています。
▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)
- Intel Core Ultra 200Vシリーズ(コードネーム: Lunar Lake)を搭載した携帯ゲーミングPC(ハンドヘルドPC)向けに電力管理を最適化しました。これにより、低消費電力モードでのパフォーマンスとフレームが向上します
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6734 WHQLドライバ対応製品
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6734 WHQLドライバは、以下の製品をサポートします。
- Intel Arc Bシリーズ
- Intel Arc Aシリーズ
- Core Ultraシリーズ
- Intel第14世代
- Intel第13世代
- Intel第12世代
- Intel第11世代
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Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6734 WHQLドライバで修正された不具合
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6734 WHQLドライバでは、以下の不具合が修正されています。
▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)
- 一部のゲームにおいて、ノートPCがサポートしているすべてのディスプレイ解像度がゲーム内設定で表示されない不具合を修正
既知の不具合
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6734 WHQLドライバには、以下の既知の不具合があります。
▼Intel Arc Bシリーズ製品
- Marvel’s Spider-Man 2 (DX12)において、ゲームのロード中にクラッシュする場合があります
- Call of Duty: Black Ops 6 (DX12)において、特定のシーンでちらついたり表示がおかしくなる場合があります
- Returnal (DX12)において、レイトレーシングをオンしてゲームをプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります
- Call of Duty: Warzone 2.0 (DX12)において、水辺の表示がおかしくなる場合があります
- MLPerfをマルチGPUシステム環境で実行すると、エラーが発生する場合があります。回避策として、iGPUを無効にすることをおすすめします
- SPECapc for Maya 2024において、ベンチマーク中に断続的にアプリケーションがフリーズする場合があります
- PugetBench for Davinci Resolve Studio V19において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュする場合があります
▼Intel Arc Aシリーズ製品
- Returnal (DX12)において、レイトレーシングをオンしてゲームをプレイすると、ゲームがクラッシュする場合があります
- Call of Duty: Black Ops 6 (DX12)の一部のキャンペーンシナリオにおいて、影が想定以上に暗くなる場合があります
- Topaz Gigapixel AIにおいて、イメージのエクスポート中にクラッシュする場合があります
- PugetBench for Davinci Resolve Studio V19において、ベンチマーク実行中にアプリケーションがクラッシュする場合があります
▼Intel Core Ultra Series 1 (Arc iGPU)
- PugetBench for Davinci Resolve studio V19において、ベンチマークプリセットをExtendedに設定するとエラーが発生する場合があります
▼Intel Core Ultra Series 2 (Arc iGPU)
- Adobe Premiere Proにおいて、8K AV1 Encodeを実行すると、出力映像が壊れている場合があります
- PugetBench for Davinci Resolve studio V19において、ベンチマークプリセットをExtendedに設定するとエラーが発生する場合があります
▼Intel Graphics Software
- Intel Graphics Software (以下、IGS)がクラッシュする場合があります。一時的な回避策として、IGSを再起動してください
- Windows10環境において、設定、環境設定(Preferences)、すべての設定のリセットオプションを使用すると、アプリケーションがクラッシュする場合があります。個々のページからは問題なく設定をリセットできます
- メトリックの選択(select metrics)ウィンドウで最初にメトリックを並べ替えたときに、アプリケーションがクラッシュすることがあります。その後、このクラッシュは発生しません
- VSync (垂直同期)およびLow Latency Mode (低遅延モード)が有効になっていると、FPS LimiterがFPS (フレームレート)を制限しない場合があります
- Profile controls (プロファイルコントロール)が常にGlobal controls (グローバルコントロール)に優先するとは限りません
- ネイティブ解像度以外でディスプレイをスケーリングすると、意図しないスケーリングになる場合があります
- Intel Graphics Softwareのプロファイルページでアプリケーションプロファイルを切り替える際に、アプリケーションがクラッシュする場合があります
▼Intel Graphics Software Performance Tuning (BETA)
- 本機能はベータ版のため、予期せぬ動作をする可能性があります
- Performance Tuningを使用可能なデバイスが2つあるマルチGPU環境において、Performance Tuningのページでは各GPUごとの個別ではなく、一度に複数のデバイスに変更を適用する場合があります
Intel Arc & Iris Xe Graphics 32.0.101.6734 WHQLドライバ ダウンロードリンク
ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。