Intel Arc Battlemage Bシリーズは2倍のコア数か。スペックと発売次期がリーク。ハイエンド帯製品として投入
Intelの次期Arcグラフィックスカードとなる、Arc Battlemage Bシリーズのスペックと発売時期がリークされました。YouTubeチャンネルのRedGamingTechが報じました。
▼Intel Arc Battlemage - スペックと概要
▼不確実な情報
[Source: RedGamingTech] |
RedGamingTechによると、Intel Arc Battlemageは、Arc Alchemist Aシリーズ最上位のArc A770の2倍のコア数(64 Xe-core)になるとされています。アーキテクチャの改良に加え、さらにコア数が2倍ともなれば、結構なパフォーマンスアップが見られそうですがどうなるでしょうか。
GPUダイにはTSMCに4nmプロセスが使用され、NVIDIAでいうところのAD103 GPU (GeForce RTX 4080 16GB)と同等サイズになることが見込まれています。
発売時期については2024年Q2(4~6月)頃で、初期サンプルの出荷が2024年Q1(1~3月)頃とされています。ただ、Arc Aシリーズが非常に難産だったこと考えると、本当にあと1年後に発売されるのかは少々疑問です。
Intelが以前に公開したロードマップでは、以下のように記されています。
- Alchemist: パフォーマンス帯 (ミッド・ハイ ~ ハイ・ロー)
- Battlemage: エンスージアスト向け (ハイエンド)
- Celestial: ウルトラエンスージアスト向け (ウルトラハイエンド)
Alchemistはパフォーマンス帯製品とされており、Arc A770は、NVIDIAでいうところのGeForce RTX 3060 TiとRTX 3060の間くらいの性能でした。
一方、Battlemageは、エンスージアスト向けのハイエンド帯製品になるとされており、NVIDIAやAMDに対してどこまで迫れるのか気になるところです。