Intel Arc A380のゲームベンチマーク公開。3DMarkだけは速いベンチ番長
中国にて、Intel Arc A380のゲームベンチマークが公開されました。希望小売価格は日本円にして約21,000円とされており、同価格帯だとGeForce GTX 1650とRadeon RX 6400が競合製品となります。これらのグラボと比較してどれほどの性能となるのか、その結果がこちら!
ベンチマークテスト環境
CPU | Intel Core i5-12400 |
メモリ | 8GB DDR4-3200 x2 (計16GB) |
マザボ | ASUS TUF GAMING B660M-PLUS D4 |
SSD | PLEXTOR M10E 1TB |
電源 | ASUS THOR 850P |
OS | Windows11 PRO |
GPU | MSI GeForce GTX 1650 GUNNIR Arc A380 Yeston Radeon RX 6400 Yeston Radeon RX 6500 XT MSI GeForceRTX 3050 |
3DMrarkベンチマーク
Fire Strike
Time Spy
ゲームベンチマーク
League of Legends (LoL)
グランド・セフト・オートV (GTAV)
PlayerUnknown’s Battlegrounds (PUBG)
Shadow of the Tomb Raider
Forza Horizon 5
Red Dead Redemption 2
GTX 1650を100%としたときのパーセンテージ
Intel Arc A380 [Source: 什么都能测]
まとめ
Arc A380は、3DMark Fire StrikeにおいてはGeForce GTX 1650よりも速く、Time SpyにおいてもGeForce GTX 1650とRadeon RX 6400以上のスコアを出しています。
しかしながら、実ゲームは、『LoL』『PUBG』『GTAV』『Shadow of the Tomb Raider』『Forza Horizon 5』『Red Dead Redemption 2』の6タイトル、すべてにおいて、GeForce GTX 1650 / Radeon RX 6400よりも低いフレームレートとなっています。残念ながら「ベンチ番長」と言わざるを得ません。
Arc A380リファレンススペックの希望小売価格は税込1,030中国人民元(日本円にして約21,000円)とされています。日本でいくらになるかはまだわかりませんが、もし、この価格帯で発売されるなら、同価格帯のGeForce GTX 1650かRadeon RX 6400を購入した方が、ゲームで良好なフレームレートを得られるでしょう。