Intel、Arcクイックスタートガイドを更新。AMD Ryzen 3000 / Ryzen 5000シリーズをサポート
Intelは、Arc Aシリーズクイックスタートガイドを更新しました。
Intel Arc Aシリーズデスクトップグラフィックスカードは、最適なパフォーマンスを得るためにResizable BAR (Re-Size BAR / Smart Access Memory / Clever Access Memoryとも呼ばれる)を有効にする必要があるとされており、2022年6月15日時点では、Intel第12世代、第11世代、第10世代システムのみがサポート対象とされていました。
今回、Intelは、新たにAMD Ryzen 3000シリーズ(3000Gシリーズ除く)、Ryzen 5000シリーズ、AMD 500シリーズチップセットマザーボードをサポートしました。
Intel Arc Aシリーズグラボ Resizable BARサポートシステム
2022年8月現在、Intel第10世代以降、Ryzen 3000シリーズ / AMD 500シリーズ以降であれば、Arc Aシリーズグラボで最適なパフォーマンスを発揮できるとされています。
以下、余談ですが、あくまでも最適なパフォーマンスを得るためにResizable BARを有効にする必要があるのであって、無効でも動作はします。(上記リスト外のシステムでも動作します) ただし、Resizable BARが無効の場合、パフォーマンスを発揮しきれない場合があります。
例えば、Arc A380でバトルフィールドVをプレイした場合、
Arc A380 - BFV: Re-BAR オフ42.2 fps / オン59.4 fps [Source: TPU]
Resizable BARがオフだとAvg 42.2 fps、オンだとAvg 59.4 fpsといったような差が生じます。