Intel Application Optimization (APO)は第14世代のみに限定。第12世代や第13世代はサポートしないと明言

CPU

Intel Application Optimization、第12・13世代のサポート予定なし

Intelは、Application Optimizationで旧世代のCPUをサポートしない模様です。YouTubeチャンネルのHardware Unboxedが報じました。

Hardware Unboxed: Intelからの回答

私はIntelに、Application Optimizationで第12世代や第13世代がサポートされていないのには技術的な理由があるのか、また、将来的にサポートされる予定はあるか尋ねた。Intelは以下の回答をした。

Intel Application Optimizationで旧世代の製品をサポートする予定はありません。

― Intel

非常に残念な回答だった。

[Source: Hardware Unboxed

Intel Application Optimization (Intel Application Performance Optimization / Intel APOとも呼ばれる)とは、ゲームごとにCPUの動作を最適化してゲーム性能を向上させるIntel公式アプリ。その最適化は素晴らしいもので、ゲームタイトルによっては31%ものフレームレートの向上が報告されています。

しかし、現時点では第14世代(Raptor Lake Refresh)のCore i9-14900K、Core i9-14900KF、Core i7-14700K、Core i7-14700KFの4モデルしかサポートされていません。第13世代(Raptor Lake)や第12世代(Alder Lake)も基本的な構造は同じため、技術的にはサポートできそうなものですが、Intelによるとサポートの予定はないとのこと。また、「第12世代や第13世代がサポートされていないのには技術的な理由があるのか」という質問はスルーされました。

Hardware Unboxedの言うとおり、残念な回答と言わざるを得ません。せっかくの良い機能なのに、もったいないですね。