IntelとAMD CPUに新たな脆弱性『Retbleed』。Spectreの亜種

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CPUの脆弱性

IntelおよびAMDのCPUに新たな脆弱性が見つかり、情報が公開されました。

新たに見つかった脆弱性は『Retbleed』と名付けられたSpectreの亜種。この脆弱性を悪用されることで、メモリ内容にアクセスされて、パスワードや各種キー、その他の機密情報を窃取される恐れがあるとされています。

この脆弱性の影響を受ける主な製品は、Inte第6世代~第8世代(Core 6000 ~ Core 8000シリーズなど)、AMD Zen、Zen+、Zen 2世代(Ryzen 1000 ~ Ryzen 3000シリーズなど)のプロセッサー。

Intelは、Windows環境においてはデフォルトでIndirect Branch Restricted Speculation (IBRS)が使用されているため影響を受けないとし、Linuxで利用できる緩和策もこれと同じとしています。

AMDは、緩和策としてソフトウェアコミュニティ向けに公開したホワイトペーパーに記されているガイダンスに従うことを推奨しています。

Posted by にっち