ES版Alder Lake-S Core-1800のデータシートがリーク
ドイツメディアのigor’sLABにより、Intel第12世代CoreとなるES版Alder Lake-S『Core-1800』のデータシートがリークされました。それがこちら。
Alder Lakeではビッグコア(Golden Cove (Core))と(Gracemont (Atom))が共存するHybrid Technologyが採用されており、最大で8C16T(ビッグコア) + 8C8T(リトルコア、HTTなし)の16C24Tになることがすでに判明しています。
今回、公開されたデータシートはその最大コア数のもの。クロックはベースクロック1.8GHz、最大ターボ4.6GHz、全ビッグコアターボ4.0GHz、全リトルコアターボ3.0GHz。TDPはCore i9-11900KやCore i9-10900Kと同じ125W。CPU名は『Core-1800』と記されていますが、おそらくベースクロックから取ったES版限定の仮の名前でしょう。
データシートには記されていませんが、igor’sLABによると、最大でデュアルチャネルのDDR5-4800、DDR4-3200のメモリをサポートするとのこと。Z690といったハイエンド帯マザーボードではDDR5を、安価なマザーボードではDDR4が使用されるのではないかと予想されています。
なお、本データシートはあくまでもES版のため、実際の製品版ではもっと高クロックになることが期待されます。
Intel Alder Lake-Sシリーズは2021年後半に発売が予定されています。