GeekbenchにAlder Lake CPUが掲載。まだパフォーマンスは低め
2021年6月30日付けで、GeekbenchにIntel第12世代CPUとなるAlder Lakeのリザルトが掲載されました。それがこちら。
シングルポイントは1258、マルチポイントは6831。ベースクロックは非常に低く945MHz。ターボクロックは4253MHz。コア/スレッド数は14C20Tと記されていますが、これは6C12T(ビッグコア) + 8C+8T(リトルコア)という構成のためです。
スコアは低く、単純計算(1258÷42.5×53)で第11世代Rocket Lake-SのCore i9-11900Kとクロックをあわせても以下のようになります。
Alder Lake ターボ4253MHz | Alder Lake ターボ5.3GHz (単純計算) | Core i9-11900K ターボ5.3GHz | |
シングル | 1258 | 1568 | 1853 |
Core i9-11900Kの約85%ほどしかスコアが出ていません。
とはいえ、これはES版でまだ本領発揮できていない可能性があります。さすがに製品版でここまで低いパフォーマンスのまま投入はされないでしょう。
ただ、Alder Lakeは2021年後半発売とアナウンスされているため、今の時点でこのスコアというのは少々不安にはなります。製品版では大幅なパフォーマンス向上を期待したいところです。
2021/11/5追記
Core i9-12900Kの各種ベンチマークが公開されました。詳細は以下の記事をご覧ください。