5.8GHz駆動のCore i9-13900KがGeekbenchに掲載。Core i9-12900Kの約1.5倍のマルチ性能
Intel第13世代(コードネーム: Raptor Lake)となるCore i9-13900KがGeekbenchに掲載されました。
Core i9-13900K - シングル2212 マルチ25497
今回、掲載された個体はASRock Z690 Taichiシステムを使用したベンチマークリザルト。Core i9-13900Kのコア数は、8P-Core (8C16T) / 16E-Core (16C16T)の計24C32T。
クロックはベースクロックが3.0GHz、ターボクロックが5.5GHzと記されています。しかし、Geekbenchの内部データのクロック推移を見てみると、
最大5.79GHz、そのほとんどが5.78GHz前後で、ほぼほぼ5.8GHzという高クロックで動作しています。
そして、気になるベンチマークスコアは、シングルが2212ポイント、マルチが25497ポイント。前世代のCore i9-12900Kと比較すると、
Geekbench 5 | シングル | マルチ |
Core i9-13900K 24C32T | 2212 | 25497 |
Core i9-12900K 16C24T | 1987 | 17272 |
シングル11.3%、マルチ47.6%も高くなっており、約1.5倍ものマルチ性能を見せています。
注意点として、このリザルトはあまりにも高クロックで動作しているため、おそらくオーバークロックされたものでしょう。先日、QS版Core i9-13900KのベンチマークをリークしたEP极致玩家堂によると、Core i9-13900Kは全コアターボが5.5GHz、シングルターボが5.8GHzと言われています。