ES版Core i9-13900のSandraベンチマーク結果公開!低クロックにも関わらずCore i9-12900よりも高性能
Intel第13世代となるCore i9-13900(コードネーム: Raptor Lake)のES版のSandraベンチマーク結果が掲載されました。海外メディアのVideoCardzが報じました。
SiSoftwareがES版Core i9-13900のベンチマーク結果を公開した。ただし、ベンチマーク結果は、SiSoftware Sandraデータベースにある既存の結果を集計したものであることは留意する必要がある。
Core i9-13900は、8P-Core / 16 E-Coreを備える計24C32TのCPUだ。SiSoftwareによると、このプロセッサーシリーズは、Intel 7+プロセス(旧名: 10nm)をベースに、L3キャッシュを20%増加させ、DDR5メモリはDDR5-5600をサポートする。(ちなみに、Core 12000シリーズはDDR5-4800) SiSoftwareによると、Core i9-13900は、ALU/FPUテストにおいて、Core i9-12900よりも33~50%もs性能が向上しているという。注目点はそのクロックだ。Core i9-13900はP-Core 3.7GHz / E-Core 2.76GHzなのに対して、Core i9-12900はP-Core 5.0GHz / E-Core 3.8GHzで実行されている。 この低クロックにも関わらず、vectorised/SIMDテストにおいても、5~8%の性能向上が見られる。 [Source: VideoCardz] |
SiSoftwareが公開したリザルトはCore i9-13900(あるいはCore i9-13900K)のES版のため、かなり低いクロックで動作しています。しかし、それにも関わらず、Core i9-12900よりも良好なパフォーマンスを示しています。
より高クロックになる製品版では、さらなるパフォーマンスの向上が見込まれます。Intel第13世代Core 13000シリーズは、2022年後半の発売が予定されています。