Intel Core 13000シリーズRaptor Lakeの公式スライドがリーク！Core i9-13900KやZ790チップセットの詳細が判明
ドイツメディアのigor’sLABにより、Intel第13世代Core 13000シリーズ(コードネーム: Raptor Lake)の公式スライドショーがリークされました。
Z790とZ690チップセットの差異
まずはマザーボードのZ790チップセットとZ690チップセットの仕様の違いついて。大きな差はありませんが、微妙に異なっています。Z690はPCIe 3.0レーンが16、PCIe 4.0レーンが12でしたが、Z790ではPCIe 3.0レーンが8、PCIe 4.0レーンが20となりました。
このほか、Z790ではUSB 3.2 Gen 2x2 (20G)ポートの最大数が1つ増えて5つまで搭載可能になりました。
Core 12000シリーズとCore 13000シリーズの比較
第12世代Core 12000シリーズ(コードネーム: Alder Lake)とCore 13000シリーズの違いは、いくつかあります。まずはメモリクロック。Core 12000シリーズは最大DDR5-4800とされていましたが、Core 13000シリーズでは最大DDR5-5600となり、上限が800MHz上がりました。
そして一番大きな違いはコア・スレッド数。Core 12000シリーズは最大8P-Core (8C16T) + 8E-Core (8C8T)の計16C24Tでしたが、Core 13000シリーズは最大8P-Core (8C16T) + 16E-Core (16C16T)の計24C32Tとなっており、E-Coreが倍増しています。
このほか、上記スライドには載っていませんが、Core 13000シリーズは最大クロックも300MHz高くなっています。
Intel Core 13000シリーズ - 製品リスト
Core 13000シリーズは、とりあえず以下の6モデルからの投入が見込まれている模様です。
- Core i9-13900K
8P16E(24C32T) / ベース3.0GHz / ターボ5.8GHz / ベース消費電力125W / ターボ消費電力253W / iGPU搭載 - Core i9-13900KF
8P16E(24C32T) / ベース3.0GHz / ターボ5.8GHz / ベース消費電力125W / ターボ消費電力253W / iGPU非搭載 - Core i7-13700K
8P8E(16C24T) / ベース3.4GHz / ターボ5.4GHz / ベース消費電力125W / ターボ消費電力253W / iGPU搭載 - Core i7-13700KF
8P8E(16C24T) / ベース3.4GHz / ターボ5.4GHz / ベース消費電力125W / ターボ消費電力253W / iGPU非搭載 - Core i5-13600K
6P8E(14C20T) / ベース3.5GHz / ターボ5.1GHz / ベース消費電力125W / ターボ消費電力181W / iGPU搭載 - Core i5-13600KF
6P8E(14C20T) / ベース3.5GHz / ターボ5.1GHz / ベース消費電力125W / ターボ消費電力181W / iGPU非搭載
KなしやCeleron、Pentiumといったモデルのスライドはまだありません。おそらく、これまでと同様に、まずはK付きモデルから発売して、後日、その他のSKUを投入していくものと思われます。