最悪PCが起動しなくなる恐れ。2023年3月15日のWindows11 22H2用更新プログラムにご注意

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Windows11

2023年3月15日公開予定のWindows11 バージョン22H2のセキュリティ更新プログラムは、インストールすると最悪PCが起動しなくなる恐れがあります。

いったいどういうことかと申しますと、2023年3月1日に公開されたプレビューリリースKB5022913には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

ExplorerPatcherやStartAllBackなどのサードパーティ製のUIカスタマイズアプリを使用している環境において、Windowsが起動しなくなる恐れがあります。

この不具合はKB5022913以降(2023年3月1日以降の更新プログラム)をインストールした環境で発生する場合があります。

この不具合を回避するには、KB5022913およびそれ以降の更新プログラムをインストールする前に、サードパーティ製のUIカスタマイズアプリをアンインストールしてください。

StartAllBackを使用している場合、3.5.6以上に更新していると、この不具合を回避できるかもしれません。(※断定ではありません)

Microsoftによると、Windowsの見た目・ユーザーインターフェイス(UI)を変更するようなアプリを使用していると、PCが起動しなくなる恐れがあるとのこと。2023年3月15日公開のセキュリティ更新プログラムにはKB5022913の内容も含まれるため、この不具合も継続している可能性が高いです。

プレビューリリースにはセキュリティアップデートが含まれていないため、インストールはおろか情報自体もスルーしている方は少なくないと思います。どうかお気をつけください。

Microsoftが2023年3月15日の更新プログラムで不具合を修正してくれていれば良いのですが、現時点では修正されているかどうかはわかりません。そのため、もし、何かしらのUIカスイタマイズアプリを使用している方は、安全を考えるならUIカスタマイズアプリをアンインストールしておいた方が良いでしょう。

なお、この不具合は、Windows11 22H2でのみ発生しています。Windows11 21H1やWindows10など、そのほかのOSでは発生していません。

2023/3/15追記
2023年3月15日にWindows11 22H2用更新プログラムKB5023706が公開・配信されました。KB5023706でも上記不具合が継続して発生しています。お気をつけください。KB5023706の情報はこちらのページをご覧ください。