純正よりも高機能なWindows11互換性確認アプリ『WhyNotWin11』が登場!
Microsoftにより公開されたWindows11互換性確認アプリ『Windows PC 正常性チェック』は正直に言って不親切な設計です。いったいどの部分が要件に引っかかっているのか表示されません。アップデートにより一部要件が表示されるようになったとされていますが、環境によっては正常に動作しません。
そんなMicrosoft純正よりも高機能でわかりやすいWndows11互換性確認アプリがGitHubユーザーのRobert C. Maehl氏により作成されました。
アプリケーション名は『WhyNotWin11』。このチェックツールを使用すれば、
どの部分がシステム要件に引っかかっているか一目でわかります。各項目の詳細は以下。
- Architecture (CPU + OS): 64bit CPU / 64bit OSを使用していればOK。32bitはNG
- Boot Method: UEFIになっていればOK。LegacyはNG
- CPU Compatibility: 使用しているCPU名。Coffee Lake / Zen+世代以上であれば問題ないものの、それより前がどうなるかはまだ未知数
- CPU Core Count: CPUが2コア以上であればOK。1コアはNG
- CPU Frequency: クロックが1GHz以上であればOK。1GHz未満はNG
- DirectX + WDDM2: DirectX 12 / WDDM 2に対応していればOK。DirectX 11 / WDDM 1.3以下はNG
- Disk Partitioning: ストレージ(SSD / HDD)がGPTであればOK。MBR(GPT Not Detected)はNG
- RAM Installed: メモリ4GB以上搭載されていればOK
- Secure Boot: セキュアブートが有効(Enabled)になっていればOK
- Storage Available: システムドライブが64GB以上あればOK
- TPM Version: TPM 2.0が有効になっていればOK
Microsoft公式の互換性確認アプリにご不満な方は、本ツールを使用してみてはいかがでしょうか。ダウンロードはGitHubよりどうぞ。リンク先の『WhyNotWin11.exe』をクリックすればダウンロードが始まります。使い方は『WhyNotWin11.exe』を実行すれば自動的にチェックが始まります。