メーカーごとのグラボとマザーの不具合発生率公開
スイスのネットショップdegitec.chにより、各メーカーのグラフィックスカードとマザーボードの不具合発生率と、返品してから良品が返却されるまでの平均営業日が公開されました。
まず、グラボがこちら。
データの正確性を確保するために、『不具合発生率』は過去2年間で300個以上販売されたメーカーが、『良品返却までの平均営業日』は過去6か月間に5件以上の返品があったメーカーが記されています。これらに該当しないメーカーは「Not enough data」と記しています。
グラボで不具合発生率が一番低いのは0%のDellですが、Dellが扱っている製品はRTX A5000などのいわゆるプロ向け製品になります。(それでもすごい数字ですが) 次点で不具合発生率が低いのはASRockで、0.3%という優秀な成績を収めました。
一番不具合発生率が高いのは2.5%のSapphire。しかしながら、Sapphireは、返品してから良品が返却されるまでの平均営業日がわずか3日と、最速の返却日数となっています。一方、Gigabyteは18日と、もっとも遅い日数となりました。
続いて、マザーボードがこちら。
マザーボードの不具合発生率が一番低いのはMSIの2.8%、一番高いのはSupermicroの4.9%。良品が返却されるまでの平均営業日はBiostarが0日と最速ですが、0日というのは、(おそらくショップ側対応で)代替品をすぐに提供できたか、あるいは返金を行った場合とされています。
次点はGigabyteの3日。グラボの18日とは大きくかけ離れて素早い交換対応となっています。そして、一番遅いのはASRockの13日となりました。
なお、これらのデータはあくまでもスイスのいちネットショップでのデータであることはご留意ください。特に返却日数に関しては、日本国内とは齟齬が発生する可能性があります。