Gigabyte Z790マザー用BIOSにUEFIがフリーズする不具合。インストールしないで
2024年3月に公開されたGigabyte Z790マザーボード用BIOSをインストールすると、UEFIがフリーズするという不具合が発生しています。
BIOSをインストールするとUEFIがフリーズする
2024年3月に公開されたGigabyteのZ790マザーボード用BIOSをインストールすると、UEFIを開いて30秒後くらいや『ADVANCED MODE』を開くとUEFIがフリーズする・固まるとの不具合報告(Reddit 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / bilibili)が多数出ています。
以下の動画をご覧ください。『ADVANCED MODE』開いてしばらくすると(00:16辺り)固まって、一切の操作を受け付けなくなっています。
この不具合は2024年3月22日に公開された、Intel i9-14900KSおよびIntel APO (DTT) framework version to 9.0.11405.42569をサポートしたBIOSをインストールすると発生します。
現在、判明しているだけで以下のマザーボードでこの不具合の発生が確認されています。
- Z790 AORUS PRO X
- Z790 AORUS PRO X WIFI7
- Z790 AORUS ELITE X WIFI7
- Z790 AORUS TACHYON
- Z790 AORUS ELITE X WIFI7
- Z790 AORUS MASTER
- Z790 AORUS MASTER X
- Z790 AERO G
おそらくは上記以外のZ790マザーボードでも発生するでしょう。不幸中の幸いなのは、当該BIOSを使用していてもWindowsは起動します。
このBIOSが公開されてから1か月近く経とうとしていますが、BIOSは公開されたままでGigabyteからのアナウンスは何もありません。
もし、当該BIOSをインストールしてこの不具合が発生した場合は、以前のBIOSへとロールバックすることで直ります。本不具合にお困りの方はお試しください。