Gigabyte製マザーはグラボのPCIeコネクタが削れないとアピール。100回やってもASUSのようなことは起こらない
Gigabyteは、同社製マザーボードを使用すれば、グラボのPCIeコネクタが削れる心配はないとX (旧Twitter)にポストしました。
はじめに: 事の発端
一部のASUS製マザーボードには『PCIe Slot Q-Release Slim』というグラボの取り付け・取り外しを楽に行える機能が搭載されています。
この機能は、グラボをスロットに取り付けると自動的にロックがかかり、取り外す際はグラボ左側部分(PCIeブラケット側)から斜めに引っ張れば簡単に外れるというものです。
しかし、この機能のせいで、グラボのコネクタ部分の基板が削れるということが問題になっています。以下の画像のように。
ただ、ASUSによると、このような削れは何十回と繰り返さないと発生しないとされています。そしてASUSはアナウンスで「どのようなPCIeカードであっても、60回も取り付け・取り外しを行うと使用痕や磨耗が発生することはお伝えいたします」と述べています。
この問題に関する詳細およびASUSの回答については以下の記事をご覧ください。
本題: Gigabyte製品ではこんなことは起こらないとアピール
本題です。GigabyteのAORUS (JP) X公式アカウントは、以下のポストをしました。
Gigabyteによると、同社製マザーボードを使用すれば、グラボのPCIeコネクタが傷つく心配はないとのこと。ASUSのようなことは起こらないことをアピールしています。
このポストとともに、Gigabyteは、同社製マザーボードでグラボを100回取り付け・取り外しをするとグラボのPCIeコネクタ部がどうなったかという動画を公開しました。
テスト前とテスト後の画像およびテスト時の動画がこちら。
見たところ、100回取り付け・取り外しを行っても、グラボのPCIeコネクタ部に傷や削れは見られません。
何十回もグラボの取り付け・取り外しをすること自体、一般ユーザーには稀ですが、それでもこのテストはユーザーに安心感を与えますね。