Gigabyte、Ryzen 8000Gシリーズ対応BIOS公開。次世代Ryzen APUをサポートと明記
Gigabyteは、AGESA 1.1.0.0 (AGESA Combo AM5 PI 1.1.0.0)を含んだBIOSを公開しました。
対象マザーボードはAMD X670E / X670 / B650E / B650 / A620チップセットマザーボード。Gigabyteが公開したBIOS情報には『AGESA 1.1.0.0へとアップデートし、次世代Ryzen APUをサポート』(Update AMD AGESA 1.1.0.0 for Ryzen next gen. APU support)と記されています。
この次世代Ryzen APUが何かと申しますと、以前よりその存在が噂になっているZen 4世代のデスクトップAPU、Ryzen 8000Gシリーズ(あるいはRyzen 7000Gシリーズ)です。
以前よりAGESAの解析結果から、AGESA 1.0.8.0以降でRyzen 8000Gシリーズがサポートされていることは明らかになっていましたが、今回、Gigabyteによりはっきりと『次世代Ryzen APUをサポート』と明記されました。
香港メディアのHKEPCによると、Ryzen 8000Gシリーズのラインナップは以下のようになるといわれています。
▼リークされたRyzen 8000Gシリーズラインナップ
- Ryzen 3 8300G
4C8T (Zen 4 1コア + Zen 4c 3コア) / RDNA 3 GPU 4CU - Ryzen 5 8500G
6C12T (Zen 4 2コア + Zen 4c 4コア) / RDNA 3 GPU 4CU - Ryzen 5 8600G
6C12T (All Zen 4) / RDNA 3 GPU 8CU - Ryzen 7 8700G
8C16T (All Zen 4) / RDNA 3 GPU 12CU
Ryzen 3 8300GとRyzen 5 8500GはPhoenix 2を採用し、Zen 4 + Zen 4c構成、Ryzen 5 8600GとRyzen 7 8700GはPhoenixを採用し、全コアすべてZen 4。Ryzen 8000Gシリーズは年末か2024年初頭の発売が噂されています。
Ryzen 8000Gシリーズ対応BIOSは、Gigabyteのマザーボードページよりダウンロードができます。