GeForce RTX 5090用GB202-300-A1 GPUの写真がリーク！デカイ！けど
NVIDIAの次世代グラフィックボード(グラボ)とされるGeForce RTX 5090のGPUの写真がリークされました。それがこちら。
GeForce RTX 5090用GB202-300-A1 GPU
GeForce RTX 5090
GB202-300-A1 GPU
GeForce RTX 5090用基板(PCB)
1枚目が今回リークされたGeForce RTX 5090のGPUの写真です。2枚目は、比較用に先日リークされたGeForce RTX 5090の基板の写真です。各コンポーネントの配置から、どちらも同系統の基板を使用していることが窺えます。
上記1枚目の写真をリークしたのは中国baiduフォーラムのBOW氏。GPU表面には、Blackwell世代のフラッグシップGPU『GB202』であることを示す『GB202-300-A1』と刻印されています。『QUAL Sample』とも刻印されていることから、これがいわゆるQS版であることがわかります。
また、GPUの周囲には16個のVRAMチップが配置されており、1個あたり2GB、合計32GBのGDDR7メモリが搭載されています。
GPUは大きく、パッケージサイズは63x56mm、ダイサイズは24x21mm、ダイ面積は744mm²ほどになると見られています。
近年のGeForce RTXシリーズフラッグシップGPUのダイ面積を比較すると以下。
- GeForce RTX 5000シリーズ
- GB202 (Blackwell): 744mm²
- GeForce RTX 4000シリーズ
- AD102 (Ada Lovelace): 608mm²
- GeForce RTX 3000シリーズ
- GA102 (Ampere): 628mm²
- GeForce RTX 2000シリーズ
- TU102 (Turing): 754mm²
GB202は、前世代のAD102 (GeForce RTX 4090などで使用)よりも一回り大きくなっていますが、意外なことにTU102 (GeForce RTX 2080 Tiなどで使用)よりは大きくありません。
GeForce RTX 5090のスペックは、以下のようになることが囁かれています。
- GeForce RTX 5090 スペック (※リークに基づく)
GPU: GB202 / CUDA: 21760基 / VRAM: 32GB 512bit GDDR7
消費電力(TGP): 600W以下？
GeForce RTX 5000シリーズは、2025年1月7日より開催されるCES 2025にて、発表が見込まれています。