GPUクーラーの側面に基板!?GeForce RTX 5000 Founders Editionは変わった構造になると囁かれる
Blackwellアーキテクチャを採用したNVIDIAの次世代グラボ、GeForce RTX 5000シリーズのFounders Edition (FE)は、一風変わった構造になるかもしれません。
普通のグラボであれば以下のような構造です。
基板があって、その上にGPUクーラーがあるという見慣れた構成です。
しかし、ハードウェアリーカーのkopite7kimi氏によると、GeForce RTX 5090 Founders EditionとGeForce RTX 5080 Founders Editionは以下のように、GPUクーラーの側面に基板が配置されるそうです。
GeForce RTX 5090 / 5080 Founders Editionの構造
(絵心がなくてすみません……)
普通のグラボであれば、グラボ基板はマザーボードに対して直角になります。しかし、GeForce RTX 5090 / RTX 5080 Founders Editionの基板はマザーボードに対して平行となり、GPUクーラーの側面に基板がくるといわれています。
「いやいや、そうはならんやろ」と思うかもしれません。筆者も同じ気持ちです。今までこのような形のグラボがあったでしょうか。
……実はあるんです。GeForce RTX 4090 TiやTITAN Adaなどと噂されていたNVIDIA未発売の4スロットFounders Editionが上記のような形状を採用しています。
NVIDIA未発売の4スロットFounders Edition
kopite7kimi氏は、「GeForce RTX 5090とRTX 5080のFounders Editionはこれと同じ構造になるだろう」と述べています。
本当にそうなるのかは定かではありません。正直なところ、筆者はkopite7kimi氏のこのリークに懐疑的です。この構造だとグラボ基板の真下にM.2 NVMe SSDがくるため、グラボにもSSDにも温度に悪影響を及ぼしそうです。また、4スロットサイズの超大型になることも避けては通れなさそうです。(おそらく3スロット以下には収まらないでしょう)
これらのことを鑑みると、筆者はこの構造が実製品に採用される可能性は低いと見ているのですが、はたしてどうなるでしょうか。