GeForce RTX 4070のテストボードは2種類。RTX 3090 TiやRTX 3090よりも大幅に低い消費電力で同等性能
GeForce RTX 4070は、現在2つのテストボードがある模様です。海外メディアのVideoCardzが報じました。
GeForce RTX 4070の仕様はまだ確定していない。リーカーのkopite7kimi氏によると、GeForce RTX 4070になりうる仕様は2種類あるとされている。
どちらのモデルが選ばれるにせよ、当初の消費電力300Wよりも低くなっており、今では250~285Wが見込まれている。 [Source: VideoCardz] |
GeForce | CUDA | TGP | TSEスコア |
GeForce RTX 4000シリーズ | |||
RTX 4090 | 16384 | ~450W | 19000 |
RTX 4080 | 10240 | 340W | 15000 |
RTX 4070 | 7680 | 285W | 11000 |
RTX 4070 | 7168 | 250W | 10000 |
GeForce RTX 3000シリーズ | |||
RTX 3090 Ti | 10752 | 450W | 11000前後 |
RTX 3090 | 10496 | 350W | 9950 ~ 10450 |
RTX 3080 Ti | 10240 | 350W | 9700 ~ 9900 |
RTX 3080 | 8704 | 320W | 8700 ~ 9000 |
※GeFroce RTX 4000シリーズはリークに基づく |
GeForce RTX 4070のテストボードは、7680CUDA / 消費電力285W版がTSEスコア11000、7168CUDA / 消費電力250W版がTSEスコア11000程度とされており、CUDA数・消費電力から考えて理に適った性能差を見せています。
どちらが採用されるのか(あるいはどちらでもないのか)はわかりませんが、どちらにしてもGeForce RTX 3090 (TGP350W)やGeForce RTX 3090 Ti (TGP450W)よりも大幅に低い消費電力で、TSEベースではこれらに匹敵する性能が見込まれており期待が高まります。