GeForce RTX 3090を4枚搭載時のベンチマーク公開!消費電力がヤバすぎる
海外のBTO PCメーカー、Puget Systemsは、GeForce RTX 3090を4枚搭載した際のベンチマークを公開しました。
テストシステム
ベンチマークに使用したシステムは以下。
GeForce RTX 3090はTGP350Wのため、4枚フルパワーでぶん回すと単純計算で1400Wになります。システム全体だと1600W電源の容量を超えてしまう可能性があるため、
・1600W電源1台 (グラフ1番上)
・1600W電源2台 (グラフ上から2番目)
・1600W電源1台でRTX 3090を300Wに制限 (グラフ上から3番目)
の3パターンがテストされました。
ベンチマーク結果
ベンチマークに使用したソフトはレンダリングパフォーマンスを測定する『OctaneBench』『V-Ray Next』『RedShift』と、動画編集ソフト『DaVinci Resolve』の計4種。残念ながらゲームはありません。
『OctaneBench』と『V-Ray Next』はカード枚数増えるごとにパフォーマンスも伸びていき、1枚時を100%として4枚時は約400%となりました。
『RedShift』も比較的順当に伸びていって4枚時では約350%。『DaVinci Resolve』は3枚時も4枚時も変わらず約170%となりました。
消費電力
そして注目となるのが消費電力。ベンチマーク時のシステム全体の消費電力はなんと、
最大1717Wに達しました。ヒュー……。
Puget Systemsによると、使用している1600W電源の電力変換効率は92%のため、電源の内部的には1580Wとなり、ギリギリ容量内に収まっているとか。
とはいえ、少しでもCPU負荷が増えたり、ストレージを増やしたりしたらあっさりとキャパオーバーすることは目に見えているため、このようなギリギリを攻めることは「絶対におすすめしません」と言っています。そりゃそうだ。