GDDR6X版RTX 3060 Tiは、GDDR6版OCモデルより高性能。ゲームベンチマーク公開
GDDR6X版GeForce RTX 3060 Tiのゲームベンチマーク結果が公開されました。海外メディアのVideoCardzが報じました。
ポーランドメディアのITHardwareにより、GDDR6X版GeForce RTX 3060 Tiのゲームベンチマーク結果が公開された。使用されたグラボはKFA2 (GALAX)のGeForce RTX 3060 Ti GDDR6X 1-Click OCで、定格クロック(ブースト1665MHz)にて測定された。
GDDR6版となるASUS TUF Gaming GeForce RTX 3060 Ti OC (TUF-RTX3060TI-O8G-GAMING)と比較されているが、その差は少なく、GDDR6X版の方がわずかに高い程度だ。しかし、ASUSのカードはオーバークロックモデルで、ブーストクロックが1755MHzで動作していることには注意したい。 言い換えるなら、GDDR6X版GeForce RTX 3060 Tiはリファレンススペックであっても、GDDR6版のOCモデルよりも高速であると言える。 GDDR6X版GeForce RTX 3060 Tiのスペックは、GDDR6版と同じ4864CUDA、ブーストクロック1665MHzだ。唯一違うのVRAMだけで、16Gbps GDDR6メモリから、19Gbps GDDR6Xメモリへと変更されている。これにより、帯域幅が448GB/sから608GB/sへと向上しているが、その分、消費電力も200Wから225Wへと上がっている。 |