GeForce Hotfix ドライバ 576.26公開。新たに10件の不具合を修正

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NVIDIA GeForce Driver

新たに10件の不具合を修正したGeForce Hotfix ドライバ 576.26が公開されました。

GeForce Hotfix ドライバ 576.26対応製品

GeForce Hotfixドライバ 576.26は、以下の製品をサポートします。

  • GeForce RTX 5000シリーズ
  • GeForce RTX 4000シリーズ
  • GeForce RTX 3000シリーズ
  • GeForce RTX 2000シリーズ
  • GeForce GTX 1600シリーズ
  • GeForce GTX 1000シリーズ
  • GeForce GTX 900シリーズ
  • GeForce GTX 800シリーズ
  • GeForce GTX 700シリーズの一部(Maxwell GPUコア)
    GTX 750 Ti、GTX 750、GTX 745
  • NVIDIA TITANシリーズ
    TITAN RTX、TITAN V、TITAN Xp、TITAN X (Pascal)、TITAN X
  • GeForce MX100~MX500シリーズ

GeForce Hotfix ドライバ 576.26で修正された不具合

GeForce Hotfixドライバ 576.26では、以下の不具合が修正されています。

▼576.26 Hotfixで修正された不具合

  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、『黒神話:悟空』をプレイ中に悟空が変身するとランダムにクラッシュする不具合を修正
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、LG製モニター27GX790A、45GX950A、32GX870A、40WT95UF、27G850Aを使用すると、HDR有効 + DisplayPort 2.1モードだと画面に何も表示されない不具合を修正
  • 『Forza Horizon 5』において、夜間にライトがちらつく不具合を修正
  • 『Forza Motorsport』において、ベンチマーク中や、夜のステージでレース中に表示がおかしくなる不具合を修正
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、『Red Dead Redemption 2』をDirectX 12モードでゲームを開始すると、開始直後にクラッシュする不具合を修正
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、『Horizon Forbidden West』のセーブデータをロード後にフリーズする不具合を修正
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、グレースクリーン(灰色の画面)が表示されてクラッシュする不具合を修正
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、『デッドアイランド2』(Dead Island 2)がクラッシュする不具合を修正
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、『バイオハザード RE:4』の背景テクスチャがちらつく不具合を修正
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、DisplayPort 2.1モード + 高リフレッシュレートモニター環境だと、モニターに瞬間的なちらつきが発生する不具合を修正

GeForce Hotfixドライバ 576.26には、1つ前のHotfixドライバとなる576.15の修正も含まれています。

▼576.15 Hotfixで修正された不具合

  • 576.02ドライバへとアップデート後、一部のゲームで影がちらついたり乱れて表示される不具合を修正
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、Lumion 2024がレンダーモードに入るとクラッシュする不具合を修正
  • PCがスリープから復帰後、GPUモニタリングアプリにGPU温度が表示されない不具合を修正
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、『ファイナルファンタジーVII リバース (FINAL FANTASY VII REBIRTH / FF7リバース)』『モンスターハンターワイルズ』がシェーダーコンパイル中にクラッシュする不具合を修正
  • GeForce RTX 5000 Laptop GPUシリーズ搭載ノートPC環境において、モダンスタンバイから復帰すると、ブラックスクリーン(画面が真っ黒になる)が表示される不具合を修正
  • マルチモニター環境において、SteamVRを使用するとVSync (垂直同期)に起因するマイクロスタッター(わずかなカクつき)が発生する不具合を修正
  • 576.02ドライバへとアップデート後、アイドル時のGPUクロックが低下する不具合を修正

すべてあわせると計17件の不具合が修正されています。

GeForce Hotfix ドライバ 576.26に残っている未修正の既知の不具合

GeForce Hotfixドライバ 576.26には、以下の既知の不具合が残っています。

  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、『サイバーパンク2077』でパストレーシングを有効にしてフォトモードでスクリーンショットを撮るとゲームがクラッシュします
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、『ホグワーツ・レガシー』でFrame Generationを有効にすると、画面がちらつく場合があります
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、576.02ドライバだと『Portal RTX』に虹色のアーティファクトが表示されます 
  • GeForce RTX 5000シリーズ環境において、ゲーム内の解像度がモニターのネイティブ解像度より低く、ディスプレイのスケーリングを100%に設定している場合、ゲーム内の色がやや変になる場合があります
  • 『マーベル・ライバルズ』において、Global Illuminationの設定を『Lumen GI - Ultra Quality』または『Lumen GI - High Quality』に設定すると、影が崩れて表示されます
  • 『Ghost of Tsushima Director’s Cut』において、光源周辺でちらつきや表示の乱れが発生します

GeForce Hotfix ドライバ 576.26ダウンロードリンク

ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。

  GeForce Hotfix ドライバ 576.26 Windows10 / Windows11用 64bit

576.02から相当数の既知の不具合が修正されて、現時点でNVIDIAが認めている既知の不具合は6件にまで減りましたが、はたして安定性はどうでしょうか。

もし、安定しない場合、GeForce RTX 5000シリーズ環境の方は、以前から報告されている一時的な対処方法として、リフレッシュレートを下げたり、60Hzに設定してみてください。HDMIケーブルがあればそちらでの接続も試してみてください。マルチモニター環境の場合、DisplayPortの位置を変更してみてください。可能ならシングルモニターにして不具合が発生しないか確認してみてください。

GeForce RTX 5000シリーズ以外の方は、安定していると評判の高い566.45 Hotfix566.36 WHQLへのロールバックをお試しください。これらよりさらに古いドライバを使いたい場合はNVIDIAのサイトよりダウンロードできます。(注: GeForce RTX 5000シリーズは570番台からの対応のため、560番台以前のドライバは使用できません)