GeForce Game Readyドライバ 561.09 不具合情報

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GeForce Game Readyドライバ 561.09 WHQLの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

  • Maxwell GPUを搭載したMSI GT72 2QDノートPCに560番台のドライバをインストールすると、ブルースクリーンエラー(Blue Screen of Death / BSoD)が発生する場合があります [New]

その他の不具合

  • 555ドライバ以降、AMD Athlon 64 X2やIntel Core 2 Duo / Core 2 Quad以前のPOPCNT命令に対応していない古いCPUのサポートを終了しました。555以降、POPCNT命令に対応していないCPU環境にドライバをインストールすると、ブルースクリーンエラー(BSoD)が発生します。また、ユーザー報告では再起動ループが発生してシステムの復元でも直らずOSを再インストールするはめになったとの報告が出ています。AMDは2007年前後のBarcelonaあたりから、IntelはNehalem (第1世代Core iシリーズ)からPOPCNT命令に対応しています。POPCNT命令に対応していない古いCPU環境で利用できる最後のドライバは552.44です
  • ノートPC / モバイル環境において、NVIDIA App / GeForce Experienceに『WhisperMode』が表示されない、または「Not Ready」と表示される場合はこちらのFAQページをご覧ください
  • Intel第13世代や第14世代(Core 13000シリーズや14000シリーズ)を使用していると、ゲームがクラッシュしたり、「Out of video memory trying to allocate a rendering resource」(レンダリングリソースを割り当てようとしているビデオメモリが不足しています)というエラーが表示される場合があります。これはGeForceの不具合ではありません。Intel第13世代/第14世代CPUの不具合です。この不具合が発生するということは、お使いのCPUがダメージを負っている・劣化している・破損していることを意味します。根本的に直すにはCPUを交換するしかありません。CPU単品で購入した場合はIntelに、メーカー製PCやBTO PCを購入した場合は製造メーカーに連絡して交換を受けてください。本件に関する最新記事はこちらをご覧ください

ユーザー報告の不具合

  • 軽いゲームシーンだと、G-SYCNモニターに黒い画面が表示されます。これはGPUのクロックが低くなりすぎてG-SYNCモニターへの信号が途切れているようです。『Horizon Forbidden West』『The Witcher 3 - Gwent』『Portal 2』『Need For Speed Carbon』などで発生が確認できます [RTX 3060 Ti / Philips 32M1N5800A/00 / HDMI 2.1ケーブル]
  • ↑私にもこの症状が起こっています [RTX 4090]
  • ↑私もこの不具合が発生しています。問題が発生するゲームでは高パフォーマンスのプロファイルを有効にする必要があります
  • NVIDIA: ↑この不具合は545.84で修正したつもりですが、完全に修正されていなかったようです。担当者に新しいバグとして報告いたします
  • G-SYNCで低フレーム レート補正(LFC)が機能しません
  • NVIDIA: ↑次のドライバで修正を予定しています
  • 561.09にしてからセカンドモニターが検出しなくなりました。さらにGeForce Experienceも全体的に反応しなくなりました
  • Advanced Optimusが正常に動作しません。最後に正常に動作していたバージョンは556.12です [ASUS ROG Strix 18 (2023) G834JYノートPC]
  • ↑RTX 4080を搭載したROG Strix Scar 16ノートPCを持っていますが、同じ問題が発生しています

 

既知の不具合は1件だけしか掲載されていませんが、ユーザー報告でNVIDIAがいくつかの不具合を認識しているほか、Advanced Optimusに関する不具合などが報告されています。

もし、上記報告のような不具合にお悩みの場合は、ドライバのロールバックをお試しください。以前のドライバはNVIDIAのサイトよりダウンロードができます。