GeForce Game Readyドライバ 560.81 不具合情報

GeForce

NVIDIA Logo

GeForce Game Readyドライバ 560.81 WHQLの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

  • NVIDIAアプリ v10.0.2.207において、ALT + F2を押すとFreestyleフィルターが表示されません [New]
  • NVIDIAアプリのパフォーマンスモニタリングオーバーレイのGPU情報がリフレッシュされなくなる場合があります → この不具合はNVIDIAアプリ v10.0.2.207にて修正されました
  • GeForce RTX 3000シリーズ以前 + 555ドライバ以降の環境において、Octane Renderでレンダリングが完了しなくなる場合があります

その他の不具合

  • 555ドライバ以降、AMD Athlon 64 X2やIntel Core 2 Duo / Core 2 Quad以前のPOPCNT命令に対応していない古いCPUのサポートを終了しました。555以降、POPCNT命令に対応していないCPU環境にドライバをインストールすると、ブルースクリーンエラー(BSoD)が発生します。また、ユーザー報告では再起動ループが発生してシステムの復元でも直らずOSを再インストールするはめになったとの報告が出ています。AMDは2007年前後のBarcelonaあたりから、IntelはNehalem (第1世代Core iシリーズ)からPOPCNT命令に対応しています。POPCNT命令に対応していない古いCPU環境で利用できる最後のドライバは552.44です
  • ノートPC / モバイル環境において、NVIDIA App / GeForce Experienceに『WhisperMode』が表示されない、または「Not Ready」と表示される場合はこちらのFAQページをご覧ください
  • Intel第13世代や第14世代(Core 13000シリーズや14000シリーズ)を使用していると、ゲームがクラッシュしたり、「Out of video memory trying to allocate a rendering resource」(レンダリングリソースを割り当てようとしているビデオメモリが不足しています)というエラーが表示される場合があります。これはGeForceの不具合ではありません。Intel第13世代/第14世代CPUの不具合です。この不具合が発生するということは、お使いのCPUがダメージを負っている・劣化している・破損していることを意味します。根本的に直すにはCPUを交換するしかありません。CPU単品で購入した場合はIntelに、メーカー製PCやBTO PCを購入した場合は製造メーカーに連絡して交換を受けてください。本件に関する最新記事はこちらをご覧ください

ユーザー報告の不具合

  • このドライバで「特定のモニター環境において最大リフレッシュレートに設定できなくなる不具合」は修正済みとされていますが、私の環境では直っていません。556.12に戻すと直ります
  • ↑私のノートPCでも同じ問題が発生しています。30Hzしか出ません。外部モニターのケーブルを抜き差しすると60Hzになります
  • 560.81にしてから特定のゲーム(フォートナイト、サイバーパンク2077)をフルスクリーンで起動すると、画面が縮小されて中央に小さなウィンドウが表示されます。古いドライバへとロールバックするとこのようなことは起こりません [MSI MPG 341CQPX (3440 x 1440)]

 

今のところ大きな不具合は出ていませんが、一部のユーザーがモニターの表示やリフレッシュレートがおかしくなると報告しています。

もし、同様の不具合が発生してお困りの場合は、ドライバのロールバックをお試しください。以前のドライバはNVIDIAのサイトよりダウンロードができます。