GeForce Game Readyドライバ 555.99 不具合情報 [Update 3: 既知の不具合1件追加]
GeForce Game Readyドライバ 555.99 WHQLの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。
更新履歴 [記事初公開日: 2024/6/6] ① 既知の不具合を2件追加。 [2024/6/13] ② 既知の不具合を2件追加。 [2024/6/21] ③ 既知の不具合を1件追加。 [2024/6/27] [New] |
NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)
- GeForce ExperienceのパフォーマンスモニタリングオーバーレイのGPU情報がリフレッシュされなくなる場合があります [New]
- 最新ドライバをインストールしても、GeForce ExperienceまたはNVIDIAアプリが最新ドライバを認識せず、引き続き最新ドライバが公開されたという通知が表示される場合があります。この不具合はPCを再起動すると直ります
追加された既知の不具合 [2024/6/13追加分]
- NVIDIAアプリにおいて、『インスタントリプレイ』を有効にして『自動チューニング』を行うと、スキャンが中断されます
- Halo Infiniteにおいて、最初のロード画面でゲームがクラッシュします
追加された既知の不具合 [2024/6/21追加分]
- 555.85以降のドライバをインストールすると、Core 2 Duo / Core 2 Quad環境でブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合があります
- GeForce RTX 3000シリーズ以前の環境において、555.85以降のドライバへとアップデートすると、The Last of Us Part Iのプレイ時にシェーダーの構築を完了できません(「Out of video memory」(ビデオメモリ不足)のエラーが表示されます)
追加された既知の不具合 [2024/6/27追加分] [New]
- NVENCを使って10bitカラーでエンコードをすると、ビットレートと品質の設定が無視される(反映されない)場合があります
その他の不具合
- GeForce環境において、Chromiumベースのアプリケーション(Google ChromeやMicrosoft Edgeなど)で市松模様のようなものがランダムに表示される場合があります。回避策・対処方法はこちらの記事をご覧ください。この不具合はWindows側のバグです。Windows11は2024年5月30日に公開されたプレビューリリースKB5037853にて修正されました。KB5037853(以降)をインストールすることで市松模様は発生しなくなります。Windows10は2024年6月26日に公開されたプレビューリリースKB5039299にて修正された模様です。プレビューリリースをスルーしている方は、2024年7月9日に配信予定のセキュリティ更新プログラムにて修正されるはずです。
- ノートPC / モバイル環境において、NVIDIA App / GeForce Experienceに『WhisperMode』が表示されない、または「Not Ready」と表示される場合はこちらのFAQページをご覧ください。
- Intel第13世代や第14世代(Core 13000シリーズや14000シリーズ)を使用していると、ゲームがクラッシュしたり、「Out of video memory trying to allocate a rendering resource」(レンダリングリソースを割り当てようとしているビデオメモリが不足しています)というエラーが表示される場合があります。これはGeForceの不具合ではありません。Intel第13世代/第14世代CPUの不具合です。現在、Intelはこの不具合を調査しています。この不具合の詳細および対処方法は以下の記事をご覧ください。
ユーザー報告の不具合
- 555.85にあった「555.85ドライバにアップデートすると、VALORANTにおいて、『Game Latency (CPU)』の値が正しく表示されません」という既知の不具合が消えていますが、555.99で修正されているのでしょうか?
- NVIDIA: ↑私たちはこの不具合をまだ調査しています。しかし、おそらくゲーム側の修正が必要です
- 555.85にあった「The Last of Us Part Iにおいて、「Out of video memory」(ビデオメモリ不足)のエラーが表示される場合があります」という既知の不具合が消えていますが555.99ではなくなっています。この不具合はどうなったのでしょうか?
- The Last of Us Part Iの不具合はまだ解決していません。555.58以降起こるようになりました。552.44では発生しません
- NVIDIA: ↑まだ調査中ですが、これはドライバの不具合ではなさそうです。さらなる調査の結果、ドライバに問題があると判明した場合は再び既知の不具合に掲載します
- 555.99をインストール後、モニターに何も表示されなくなりました [RTX 3060 Ti]
- 555.99も555.85同様に正常にインストールできません。インストールするとPCを再起動しても正常に起動しなくなって、リカバリーする必要があります
- 私もです
- 552.44のときはCounter-Strike 2で200~250 fps出ました。しかし、555.99では150 fpsを超えなくなりました [RTX 4060 Laptop GPU]
- 555.99でHalo Infiniteをプレイするとドライバがクラッシュします
- AUSS XG27ACSモニターを使用していますが、555.99も555.85と同様にARK Survival Ascendedでひどいちらつきが発生します。Super Resolutionを無効にすると直ります。552.44にロールバックしました
- 555.85と555.99は使用しないことをおすすめします。現時点では552.44がおすすめです。私の環境では555.85以降、一部のゲームがクラッシュします。これまで一度もクラッシュしなかったレインボーシックスシージが、今では4~10分ほどでクラッシュします
既知の不具合は2件まで減っていますが、ユーザー報告ではさまざまな不具合が報告されています。また、多くの環境では552.44にロールバックすると直ると報告されています。現在のところ、直近の安定ドライバは552.44でしょうか。
同様の不具合にお困りの際はドライバのロールバックをお試しください。以前のドライバはNVIDIAのサイトよりダウンロードができます。
2024/6/13追記
新たに2件の既知の不具合が追加されました。ユーザー報告にあったHalo Infiniteがクラッシュする不具合が既知の不具合として認められました。
また、NVIDIAアプリにおいて、『インスタントリプレイ』が有効だと『自動チューニング』に失敗するという既知の不具合が追加されました。『自動チューニング』を行う際は、『インスタントリプレイ』を無効にしてお試しください。『インスタントリプレイ』のオン/オフは[ALT] + [SHIFT] + [F10]で切り替えられます。(NVIDIAアプリの『設定』 → 『NVIDIA オーバーレイ』が有効になっている場合。『NVIDIA オーバーレイ』が無効だと『インスタントリプレイ』も無効です)
2024/6/21追記
新たに2件の既知の不具合が追加されました。1つは、ユーザー報告にあったThe Last of Us Part Iの不具合が再び既知の不具合として認められました。もう1つは、Core 2 Duo / Core 2 Quad環境でブルースクリーンエラーが発生するとのことです。
これらの不具合はいずれも555.85以降から発生しています。555.85より前の552.44では発生しませんので、不具合にお困りの方は552.44以前をお試しください。
2024/6/27追記 [New]
新たにNVENCの既知の不具合が追加されました。NVENCを使用されている方はお気をつけください。