GeForce Game Readyドライバ 551.86 不具合情報 [Update 2]
GeForce Game Readyドライバ 551.86 WHQLの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。
更新履歴 [記事初公開日: 2024/3/21] ① 既知の不具合を1件追加。 [2024/4/1] ② 当サイトに寄せられたユーザー報告の不具合を1件追加。 [2024/4/6] [New] |
NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)
- GeForce GTX 1000シリーズ環境において、鉄拳8 (TEKKEN 8)のプレイ中にゲームがランダムにクラッシュする場合があります
- GeForce GTX 1000およびRTX 2000シリーズにおいて、『ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング』(HAGS)とSLIの両方が有効の場合、PCがランダムにフリーズしたりブルースクリーンエラー(BSoD)が発生する場合があります
追加された既知の不具合 [2024/4/1追加分]
- Horizon Forbidden West Complete Editionにおいて、NVIDIA Reflexの設定をOn + Boostにすると、GPU使用率が低下します(=フレームレートが低下)
その他の不具合
- GeForce環境において、Chromiumベースのアプリケーション(Google ChromeやMicrosoft Edgeなど)で市松模様のようなものがランダムに表示される場合があります。回避策・対処方法はこちらの記事をご覧ください。この不具合はWindows側のバグです。NVIDIAによると、2023年11月29日にリリースされたWindows11 Insider Preview Canaryチャネル Build 26002で修正されたとのことです。いずれ通常版のWindowsでも修正されることが期待されます。
ユーザー報告の不具合
- ドライバのインストールに失敗しました。GeForce Experienceからと、インストーラーから、両方を試しましたがダメでした [RTX 4080 / Windows11]
- GeForce RTX 4080 Laptop GPUを搭載したThinkpad P1 Gen 6 (ノートPC)環境でも同じく失敗しました
- 以前NVIDIAが修正したと言っていた「HDR機能をONにした環境でSDR動画を再生すると色の表示がおかしくなる」現象が修正されておらず、不定期で発生するのを確認しました。Chromiumエンジンを採用したブラウザでYouTube、Twitterなどの動画再生時にこの現象を確認しています。なお、同一のブラウザでもウィンドウによって反応が異なるらしく、別のウィンドウでは正常に表示されたり、ブラウザを再起動すると元に戻るといった応急措置方法も確認しています (※当サイトに寄せられた不具合情報) [2024/4/6追加分] [New]
ついに既知の不具合が2件になりました。ユーザー報告も今のところは目立った大きな不具合報告はなく、かなり安定したドライバと言えそうです。
2024/4/1追記
新たに、Horizon Forbidden West Complete Editionのフレームレートが低下する既知の不具合が追加されました。プレイされている方はお気をつけください。