GeForce 531.18 ドライバ 不具合情報。アイドル時にCPU使用率が上昇したり、フォートナイトやCoD等がクラッシュするなど ［Update 4: 既知の不具合追加］

2023年3月13日GeForce

GeForce 531.18ドライバの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

既知の不具合

・ゲーム終了後、NVIDIA Container (NVDisplay.Container.exe)のCPU使用率が高くなる場合があります → 531.26 Hotfixで修正
・DPCレイテンシーが増加(悪化)します。LatencyMonにて確認 (※NVIDIAスタッフのManuel氏によると、スタッター(カクつき)や音飛びなどは今のところ確認されていないとのこと。わずかに悪化しており、現在調査中とのことです)
・非ネイティブ解像度を使用している環境において、ゲーム内でHDRのオン/オフを切り替えると、ゲームが不安定になります
・DSR / DLDSRが有効な環境において、モニターがスリープから復帰後に、表示が一時的にちらつく場合があります
・Halo Wars 2において、ゲーム内の葉っぱの表示が通常よりも大きくなり、常に点滅します
・GeForce RTX 4090環境において、Watch Dogs 2のプレイ中に空を見ると画面がちらつく場合があります
・Adobe Premiere Proにおいて、NVCUDA64を使用するとアプリがクラッシュする場合があります → Adobe Premiere Proが不安定になります (NVCUDA64だけの問題ではなかったようで、後日、「不安定になる」と書き換えられました) ［2023/3/4追加分］
・GeForce GTX 1000シリーズ / MX250 / MX350 GPUを搭載した一部のノートPC環境において、ランダムなバグチェックが発生する場合があります ［2023/3/4追加分］ → 531.26 Hotfixで修正
・最近のドライバにおいて、アサシンクリード オリジンズがランダムにクラッシュする場合があります ［2023/3/7追加分］
・一部のゲームにおいて、GeForce Experienceのゲームフィルターを適用すると、ゲームがクラッシュする場合があります ［2023/3/8追加分］

追加された既知の不具合 ［2023/3/13追加分］

・ホグワーツ・レガシーがブラックスクリーンになる場合があります。対処方法としては、『C:\ProgramData\Hogwarts Legacy』内のファイルをすべて削除してください
・NVIDIAコントロールパネルからG-SYNCを無効にすると、HDMIのAuto Low Latency Mode (自動低遅延モード)がアクティブになります

ユーザー報告の不具合

・NVIDIA Containerがアイドル時にCPUを20％も使用します ［Core i9-11900F］
・NVIDIA Containerが28％もCPUを使用し続けます
・↑私の場合はCore i7-7700K環境で10～13％使用し続けます
・↑30～40％使用し続けたため、プロセスを強制終了しましたが、数時間後にはまた戻っていました

・このドライバにしてからCall of Duty: Modern Warfare II (CoD:MW2)がクラッシュするようになりました
・531.18に更新後、CoD:MW2を起動するとゲームがクラッシュします
・↑私もWarzone 2とフォートナイトがクラッシュするようになりました。528.24に戻しました ［RTX 3080］
・531.18にしてからフォートナイトの起動時に毎回クラッシュします。528.49にロールバックしました ［RTX 2080 Ti］

・531.18にしてからアサシンクリード オリジンズがクラッシュするようになりました。528.49に戻すと直りました ［GTX 1660 SUPER］

・531.18でもAdobe Premiere Proがクラッシュします ［RTX 3090］

・531.18のリリースノートには、Steam版Forza Horizon 4がクラッシュする不具合が修正されたと書かれていますが未だに直っていません。クラッシュします
・Forza Horizon 4はまだクラッシュします
(※同様の報告多数あり)

・Freestyleのシャープフィルターを使うとバトルフィールド2042が起動後にクラッシュします
・Atomic Heartsにおいて、Freestyleのシャープフィルターを使い、フレーム生成をオンにしてDLSSをオフにするとゲームがクラッシュします

・NVIDIAコントロールパネルで『スーパー解像度』にチェックを入れて有効にするとPCがブラックスクリーンになって再起動します ［RTX 4090 / Windows11］

・Watch Dogs 2のちらつきの不具合はRTX 4090だけではありません。RTX 4080でも発生します。あらゆる部分でちらつきます

・Dell G15 5515ノートPCの輝度調整は未だに機能しません

大量の既知の不具合が出ています。NVIDIA ContainerのCPU使用率が高くなる不具合と、ノートPC環境でランダムなバグチェックが発生するという不具合は、後日リリースされた531.26 Hotfixにて修正されましたが、そのほかの不具合は531.26 Hotfixにも上記の不具合が内包されているためお気をつけください。

2023年3月13日追加分としては、ホグワーツ・レガシーがブラックスクリーンになる不具合と、G-SYNCを無効にするとなぜかHDMIの自動低遅延モードが有効になるという不具合が追加されています。

不具合にお困りの場合は、ドライバのロールバックをご検討ください。以前のドライバはNVIDIAのサイトよりダウンロードができます。

また、531.18ではAdobe Premiere Proが不安定になる不具合が修正されたとリリースノートに記されていましたが、今回"も"直りきっていなかったようで、再び既知の不具合に入っています。

Adobe関連の不具合は527.37から発生しており、直ったとリリースノートに書かれては、後から再び既知の不具合として掲載されるという状況が続いています。Premiere Proをお使いの方はお気をつけください。お困りの方は、Adobe関連の不具合のない526.98以前へのロールバックをお試しください。