GeForce 517.48 ドライバ 不具合情報。Java版マイクラのパフォーマンス低下や、ノートPCの輝度調整が反映されない不具合は未だ直らず

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GeForce 517.48ドライバの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

Dell XPS 9560でデスクトップアプリケーションを使用すると、クラッシュしたり再起動がかかる場合があります。[New]
Windowsのディスプレイ設定でHDRを有効にしていると、ShadowPlayでDirectX 12ゲームを録画した際、映像が白飛びする場合があります。
GeForce RTX 3000シリーズ環境において、Java版マインクラフト(Minecraft: Java Edition)が本来のパフォーマンスよりも低くなります。
・非ネイティブ解像度を使用している環境において、ゲーム内でHDRのオン/オフを切り替えると、ゲームが不安定になります
・『イメージ スケーリング』(NVIDIA Image Scaling)が有効な環境において、ハイバネーション(休止状態)からの復帰時やFast bootで起動すると、Microsoft Edgeで再生した動画が緑色に表示されることがあります。
・DSR / DLDSRが有効な環境において、モニターがスリープから復帰後に、表示が一時的にちらつく場合があります。
・Forza Horizon 5において、ドライバのアップデート後に虹色のようなアーティファクトが発生します。
・Marvel’s Spider-Man Remasteredにおいて、ウルトラワイドモニターでDLSSを使用すると、カットシーンのエッジがぼやけて表示される場合があります。

ユーザー報告の不具合

・直ったとされている「Windows11環境において、『G-SYNCをウィンドウモードとフルスクリーンモードで有効にする』に設定し、垂直同期の設定をデフォルトから変更すると、一部のUWPアプリの表示がラグくなる不具合」ですが、これはまだ直っていません。GeForce GTX 1080 Tiで発生しています。
・上記不具合はGeForce RTX 3090でも発生しています。Affinity Photoを使用していると、マウスカーソルの移動中にカクつきます。G-SYNCをオフにすると直ります。

・517.48でMicrosoft Flight Simulator 2020をプレイすると、飛行機が表示されると同時にフレームレート制限が62 fpsから30 fpsになりました。制限なしでプレイすると60 ~ 80 fpsで正常に動作します。これまでにこのようなことはありませんでした。

・Dell Alienware X17 R1 4KノートPCに外付けモニターを接続すると、ノートPC側のディスプレイの輝度が最大に固定されて調整できなくなります。この不具合はdGPUモードでのみ発生します。この不具合は、516.40、516.59、516.94、517.48で発生し続けています。

・MSI GE76-11UHノートPCがdGPUモードだと、輝度設定がうまくいきません。どう変えても最大輝度のままです。この不具合は2022年6月からずっと発生しています。
・私も同じ不具合が発生しています。私の環境で最も安定したドライバは512.95でした。

・ゲームをフルスクリーン表示にして、G-SYNC有効 + 画面クローン設定だと以下の動画のように表示がおかしくなります。メインモニターとキャプチャカードの両方で発生しています。G-SYNCを無効にしたり、ボーダーレスウィンドウだとこの不具合は発生しません。


 

516.94からJava版マイクラのパフォーマンスが低下するという不具合が継続しています。プレイされている方はお気をつけください。このほか、新たに、DellのノートPC、XPS 9560環境だとアプリを使用するだけでクラッシュしたり再起動がかかるといった不具合が出ています。XPS 9560をお使いの方はご注意ください。

ユーザー報告では、ノートPCの輝度調整が反映されないという報告が複数件出ています。512.95ドライバに戻すと直るそうなので、不具合にお困りの方はロールバックをお試しください。