GeForce 461.40 ドライバ 不具合情報
NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムに投稿された不具合情報です。目に付いたユーザー報告をざっくりと意訳。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限りません。環境依存の可能性もあります。同様の不具合をお持ちの方の参考になりましたら幸いです。
NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)
<Windows10>
・起動時やスリープからの復帰時にWallpaper Engineアプリがクラッシュする場合があります。 [New]
・Gears 5のゲーム内設定からVariable Rate Shadingを有効にするとピクセレーションが表示される場合があります。 [New]
・Ampere GPU環境でChromeやEdgeブラウザを使用すると、『ディスプレイドライバーの応答停止と回復』(TDR)が発生する場合があります。
・Supreme CommanderおよびSupreme Commander 2でフレームレートが低くなります。
・World of Warcraft: Shadowlandsで特定の場所でランダムにちらつきが発生する場合があります。
・BATMAN: Arkham KnightでTurbulence smokeを有効にするとゲームがクラッシュします。
・GPUハードウェアモニタリングツールを実行した状態でSteam VRゲームを起動すると、スタッターやラグが発生します。(モニタリングツールを実行しないことで暫定的に不具合を回避可能)
・AmpereおよびTuring GPU環境で高リフレッシュレートのG-Syncモニタを使用していると、アイドル時のGPU消費電力が増加する場合があります。
・YouTubeのページをスクロールすると、動画再生が途切れる場合があります。
・PascalベースのノートPCに高リフレッシュレートのモニターを繋げてゲームをすると、ランダムに60Hzに低下する場合があります。
・G-Syncを有効にしてVulkanゲームのゲーム内設定で、フルスクリーンからウィンドウモードに切り替えるとパフォーマンスが低下します。この不具合を回避するには最初からウィンドウモードで起動するか、G-Syncを無効にしてください。
ユーザー報告
・ゲームをしながらバックグラウンドでYouTubeを再生しているとブラックスクリーンになったりシステムが再起動します。他に同じ問題を抱えている人はいませんか? [RTX 3080]
・↑その問題は既知の不具合の「Ampere GPU環境でChromeやEdgeブラウザを使用すると、『ディスプレイドライバーの応答停止と回復』(TDR)が発生する場合があります」に起因しています。
・↑暫定的回避策としてブラウザのハードウェアアクセラレーションを無効にすると直りますので試してみてください。
・このドライバにしてからRTX 3090のSLI環境でRed dead redemption 2 (Vulkan)が正常に動作しなくなりました。ロード後にブラックスクリーンになります。460.89では正常に動作します。
・OverwatchとArkham Knightで最初の5分間は酷いラグが発生します。5~10分後には正常になりますが、他に同じ現象が発生している人はいませんか? 一つ前のドライバから発生しだしました。
・↑Overwatchで同じ問題が発生しています。 [Core i5-8400 / RTX 2070]
・↑Overwatchの画質設定を一度リセットして、元の設定に戻してみてください。これで直るはずです。私の環境では70 fpsだったのが200 fpsになりました。 [Ryzen 5 3600X / RTX 2070]
・このドライバにしてからほぼ全てのゲームでパフォーマンスが低下しました。特にWarzoneやCold Warでは低下が酷いです。 [RTX 3080]
・↑私のRTX 3070環境でも同様の問題が発生しました。画質設定をリセットしてからこれまでの設定に戻してみてください。この手順で直りました。
・今回のドライバでZoomがちらつくようになりました。
ChromeやEdgeでTDRが発生する不具合は継続しています。同様の問題にお悩みの場合は、ハードウェアアクセラレーションを無効にすると直るとのことなのでお試しください。
Chromeの場合は『設定』 → 『詳細設定』 → 『システム』内の『ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する』から、Edgeの場合は『設定』 → 『システム』 → 『使用可能な場合はハードウェア アクセラレータを使用する』から無効にできます。