GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQL公開。RTX 5060 Tiに対応。大量の不具合を修正。その数なんと41件
GeForce RTX 5060 Tiをサポートし、『黒神話:悟空』『No More Room in Hell 2』に最適化したGeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQLが公開されました。
新たにサポートされたグラフィックスカード
GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQLでは、新たに以下のグラフィックスカードがサポートされています。
- GeForce RTX 5060 Ti 16GB / 8GB
最適化されたゲームタイトル
GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQLには、以下のゲームタイトルの最適化が含まれています。
- 黒神話:悟空 - DLSS 4 Multi Frame Generationをサポート
- No More Room in Hell 2 - DLSS 4 Multi Frame Generationをサポート
新たにサポートされたG-SYNC Compatibleモニター
GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQLでは、新たに以下のG-SYNC Compatibleモニターがサポートされています。
- Acer VG270K V4
- Acer X27U X1
- Acer X27U X2
- Acer X32 V2
- Acer X32 X
- Acer X32 X2
- Acer XB273K V4
- Acer XV270K V4
- AOC 27G42HE
- ASUS VG249QE5A
- ASUS VG279QE5A
- ASUS VG27AQM5A
- ASUS XG279CNS
- Dell AW2525HM
- Dough ES07E91
- HP OMEN27QS G2
- GIGABYTE MO27U2
- LG M5/G5/C5/CS5/B5
- Samsung G90XF
GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQL対応製品
GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQLは、以下の製品をサポートします。
- GeForce RTX 5000シリーズ
- GeForce RTX 4000シリーズ
- GeForce RTX 3000シリーズ
- GeForce RTX 2000シリーズ
- GeForce GTX 1600シリーズ
- GeForce GTX 1000シリーズ
- GeForce GTX 900シリーズ
- GeForce GTX 800シリーズ
- GeForce GTX 700シリーズの一部(Maxwell GPUコア)
GTX 750 Ti、GTX 750、GTX 745 - NVIDIA TITANシリーズ
TITAN RTX、TITAN V、TITAN Xp、TITAN X (Pascal)、TITAN X - GeForce MX100~MX500シリーズ
GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQLで修正された不具合
GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQLでは、以下の不具合が修正されています。
▼ゲームの不具合
- 『フォートナイト』をプレイ中にランダムにクラッシュする不具合を修正
- Windows11 24H2環境において、『The First Berserker: Khazan』がDXGI_ERROR_DEVICE_REMOVEDエラーでクラッシュする不具合を修正
- 『スター・ウォーズ 無法者たち』において、ゲームを5分以上アイドル状態にすると、ゲームが不安定になる不具合を修正
- DLSS Frame Generation + G-SYNC有効環境でゲームをプレイすると、ゲームが不安定になる不具合を修正
- 『モンスターハンターワイルズ』において、DLSS Frame Generationを有効にしてクエストを受けるとゲームがクラッシュする不具合を修正
- 『InZOI』において、『GPU crashed or D3D Device Removed』というエラーでゲームがクラッシュする不具合を修正
- 『オーバーウォッチ2』において、VSync (垂直同期)を有効にするとスタッター(カクつき)が発生する不具合を修正
- 『Senua’s Saga: Hellblade II』において、TSRを使用するとエイリアシングが増加する不具合を修正
- 『Senua’s Saga: Hellblade II』において、Smooth Motion使用時にクラッシュする不具合を修正
- 『The Last of Us Part 1』において、Smooth Motion使用時にクラッシュする不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズGPU環境において、一部のゲームでディザリングやバンディング(色がおかしくなる)が発生する不具合を修正
- 『Control』において、ちらつきや表示がおかしくなる不具合を修正
- NVIDIAコントロールパネルの『垂直同期』を有効にすると、マイクロスタッター(わずかなカクつき)が発生する不具合を修正
- NVIDIAコントロールパネルの『垂直同期』を有効にし、Frame Generationも使用すると、DLSS 4対応ゲームで問題が発生する不具合を修正
- 『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』において、宝物収集時に画面にアーティファクト(ノイズ)が表示される不具合を修正
▼一般的な不具合
- Windows11 24H2環境だと不安定になる不具合を修正
- DLSS 4 Multi Frame Generationを使用してゲームをすると『PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA (50)』のブルースクリーンエラー(ブルースクリーンオブデス / BSoD)が発生する不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、ブラックスクリーンが発生してクラッシュする不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境にいおいて、ランダムなブラックスクリーンが発生する不具合を修正
- システム全般が不安定になる不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、572.16ドライバ(筆者注: おそらくそれ以降も含む)がロードされるとシステムがハングする不具合を修正
- Windows11 Insider Previewにおいて、Compute Shader関連のテストでエラーが発生する不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、LG 27GN950モニターのリフレッシュレートを120Hzにすると、ブラックアウトする不具合を修正
- モニター(ディスプレイ)を長時間スリープにしていると、スリープが解除されない不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、DisplayPort 2.1モニター1台 + DisplayPort 1.4モニター1台を接続したPCでコピー保護された動画を再生するとブルースクリーンエラーが発生する不具合を修正
- 3DMark実行中にブラックスクリーンが発生する不具合を修正
- デイジーチェーン接続されたモニターをホットプラグすると、プライマリモニターに何も表示されない不具合を修正
- デイジーチェーン有効時、リフレッシュレートを165Hzまたは200Hzに設定するモニターに何も表示されない不具合を修正
- デイジーチェーンでモニターを接続し、セカンドモニターを高リフレッシュレートに設定すると、2台目のモニターに何も表示されない不具合を修正
- デイジーチェーンでセカンドモニターをHPD / パワーサイクルにすると、プライマリモニター(AOROUS FO32U2P)に何も表示されない不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、グラフィック負荷の高いゲームをプレイするとブラックスクリーンが発生してクラッシュする不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、LG 5k2k 45GX950A-Bモニター + HDR + DisplayPort 2.1モードだと何も表示されない不具合を修正
- GeForceドライバをインストールしてWindowsを起動すると、ブラックスクリーンが表示される不具合を修正
- LGE 27GX790A-Bモニター環境において、DisplayPort 2.1 UHBR10およびUHBR13.5リンクレートが不安定な不具合を修正
- FCH Spread Spectrum設定を無効にすると、ブラックスクリーンが発生する不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、システム構成によってはDPCレイテンシがわずかに高くなる不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、Varjo Aero VRヘッドセットが正常に認識しない・接続に失敗する不具合を修正
- 『NVIDIAコントロールパネル』 → 『デスクトップ』 → 『GPU アクティビティ アイコンを通知領域に表示する』の設定を変更しても、PCを再起動しないと反映されない不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、DLDSRを使用すると、モニターがブラックスクリーンになる不具合を修正
- Octanebenchのパフォーマンスが低い不具合を修正
- DaVinci Resolveにおいて、FusionページのUIオーバーレイが正しく表示されない不具合を修正
計41件もの大量の不具合が修正されています。今までのドライバがどれだけひどかったか窺えますね……。
GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQL ダウンロードリンク
ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。
GeForce Game Readyドライバ 576.02 WHQL Windows10 / Windows11用 64bit
576.02ドライバの不具合情報については後日別途記事にいたします。
不具合情報 [2025/4/18追記]
本ドライバの不具合情報を書きました。不具合については以下の記事をご覧ください。
GeForce Game Readyドライバ 576.02 不具合情報。多数のブラックスクリーン報告。いまだ完全には直らず