GeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQL公開。HDR有効時のブルースクリーンの不具合をついに修正
『Half-Life 2 RTX (Demo)』『アサシン クリード シャドウズ』『Warhammer 40,000: Darktide』などに最適化し、GeForce RTX 5000 Lapotop GPU搭載ノートPCをサポートしたGeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQLが公開されました。
新たにサポートされたモバイルGPU
GeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQLでは、新たに以下のモバイルGPU搭載ノートPCがサポートされています。
- GeForce RTX 5090 Laptop GPU
- GeForce RTX 5080 Laptop GPU
- GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU
サポートの追加・最適化されたゲームタイトル
GeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQLには、以下のゲームタイトルのサポートの追加・最適化が含まれています。
- Half-Life 2 RTX (Demo / 体験版) - DLSS 4をサポート
- The Last of Us Part II Remastered - DLSS 4をサポート
- アサシン クリード シャドウズ - DLSS 4 をサポート(MFGはNVIDIAアプリから有効)
- Warhammer 40,000: Darktide - DLSS 4をサポート
- Control - DLSSをアップデート
- inZOI
GeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQL対応製品
GeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQLは、以下の製品をサポートします。
- GeForce RTX 5000シリーズ
- GeForce RTX 4000シリーズ
- GeForce RTX 3000シリーズ
- GeForce RTX 2000シリーズ
- GeForce GTX 1600シリーズ
- GeForce GTX 1000シリーズ
- GeForce GTX 900シリーズ
- GeForce GTX 800シリーズ
- GeForce GTX 700シリーズの一部(Maxwell GPUコア)
GTX 750 Ti、GTX 750、GTX 745 - NVIDIA TITANシリーズ
TITAN RTX、TITAN V、TITAN Xp、TITAN X (Pascal)、TITAN X - GeForce MX100~MX500シリーズ
GeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQLで修正された不具合
GeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQLでは、以下の不具合が修正されています。
- HDRを有効にしてゲームをプレイするとIRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL 0xaのブルースクリーンエラー(ブルースクリーンオブデス / BSoD)が発生する不具合を修正
- GeForce RTX 5000シリーズ環境において、ブラックスクリーン(真っ黒の画面)が表示されてクラッシュする不具合を修正 (572.75 Hotfixで修正分)
- GeForce RTX 5090およびGeForce RTX 5080環境において、オーバークロックを行うと、PCの再起動後にグラボがフルスピードで動作しいない場合がある不具合を修正 (572.75 Hotfixで修正分)
- 一部環境において、NVIDIAコントロールパネルやNVDIAアプリの設定を変更しても、即座にリセットされたり、エラーが表示される不具合を修正
- 570番台のドライバ環境において、VRED 2026でOptixコンパイルエラーが発生する不具合を修正(※筆者注: VRED 2025の誤植?)
- Derivative TouchDesignerが不安定な不具合を修正
GeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQL ダウンロードリンク
今回のドライバでは、570番台ドライバから発生し続けていた『HDRを有効にしてゲームをするとブルースクリーンエラーが発生する不具合』がついに修正されました。
ドライバのダウンロードは以下のリンクからどうぞ。
GeForce Game Readyドライバ 572.83 WHQL Windows10 / Windows11用 64bit
572.83ドライバの不具合情報については後日別途記事にいたします。
不具合情報 [2025/3/21追記]
本ドライバの不具合情報を書きました。不具合については以下の記事をご覧ください。