GeForce 576.02ドライバで3DMarkスコアが6~8%向上。GeForce RTX 5000シリーズ環境にて。ゲームは?
GeForce 576.02ドライバでGeForce RTX 5000シリーズの3DMarkスコアが向上する模様です。ドイツメディアのComputerBaseが報じました。
先日NVIDIAが公開したGeForce 576.02ドライバを使用すると、GeForce RTX 5000シリーズ環境で3~8%ほど3DMarkのスコアが向上すると話題になっている。 検証してみたところ、3DMarkのSteel Nomadベンチマークにおいて、GeForce RTX 5080、RTX 5070 Ti、RTX 5070で顕著な向上が確認できた。 各グラボのリリース当初のドライバと比較すると、576.02ドライバは約6~8%、スコアが向上している。 しかし、Speed WayやTime Spyでは変化がないか、ほんのわずかにスコアが低下した。 なお、このSteel Nomadスコアの向上が、必ずしも実際のゲーム性能の向上に反映されるものではないということは留意されたい。 ― ComputerBase |
このスコアの向上はGeForce RTX 5000シリーズでのみ見られ、GeForce RTX 4000シリーズなどその他のシリーズでは特に変化はないようです。海外メディアのVideoCardzがGeForce RTX 4090で試したところ、1 fpsも向上しなかったと報告しています。
実際のゲームへの影響はというと、Redditでは、ゲームタイトルによってはパフォーマンスが上がったという報告もあれば、逆に下がったとの報告もあります。
なお、GeForce 576.02ドライバでは、引き続きブラックスクリーンの発生やゲームのクラッシュなど、多数の不具合が報告されています。詳細は『GeForce Game Readyドライバ 576.02 不具合情報』をご覧ください。