サービスの認証に失敗する不具合の修正を緊急リリース。Windows Server 2022用KB5015013など
Microsoftは、2022年5月11日のWindowsUpdateで発生しているサービスの認証に失敗する不具合を修正したWindows Server用更新プログラムを緊急リリースしました。
Windows Server用更新プログラム
2022年5月11日に公開・配信されたWindows Server用の更新プログラムをドメインコントローラーにインストールすると、Network Policy Server (NPS)、Routing and Remote access Service (RRAS)、Radius、Extensible Authentication Protocol (EAP)、Protected Extensible Authentication Protocol (PEAP)などのサービスに対して、サーバーまたはクライアント上で認証に失敗するという不具合が発生しています。
2022年5月19日(現地時間。日本時間で2022年5月20日)付けで緊急リリースされた以下の更新プログラムはこの不具合を修正します。
- Windows Server 2022
KB5015013 - Windows Server バージョン20H2
KB5015020 - Windows Server 2019
KB5015018 - Windows Server 2016
KB5015019 - Windows Server 2012 R2
KB5014986 - Windows Server 2012
KB5014991 - Windows Server 2008 R2 SP1
KB5014987 - Windows Server 2008 SP2
KB5014990
不具合にお困りの方は、上記リンク先、Microsoft Updateカタログよりダウンロードして、手動でインストールしてください。これらの更新プログラムはWindowsUpdateには降ってきません。
なお、Windows Server 2012 / 2008系列の更新プログラムは、累積された更新プログラムではないため(ロールアップではないため)、普段、ロールアップを使用している場合は、2022年5月11日のロールアップもインストールした上で、上記更新プログラムをインストールする必要があります。