Microsofft、Outlook起動時に毎回ダイアログが開く不具合をやっと修正
Microsoftは、Outlook起動時に毎回『アイテムを開いている間に Outlook が閉じました。』というダイアログが表示される不具合を修正したことを発表しました。
2023年6月頃から一部環境において、Outlookを起動すると、『アイテムを開いている間に Outlook が閉じました。前回のセッションからそれらのアイテムを再開しますか?』というダイアログが毎回表示される不具合が発生していました。
この不具合は、買い切り式のMicrosoft Office Professional PlusやOffice Home and Business Version 2306 (Build 16529.20154)以降で発生していました。
Micorsoftは、2023年9月28日付け(現地時間)で公開したOutlook Version 2309 (Build 16827.20130)にて、やっとこの不具合を修正しました。本不具合にお困りだった方はアップデートをお試しください。
なお、Microsoftは、この不具合の一時的な対処方法として以下のレジストリを『1』にするよう案内していました。
【キー】HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Preferences 【DWORD】ReopenWindowsOption 【値】1 |
備考: 値は、『1』で前回のセッションを再開しない、『0』で確認ダイアログを表示、『2』で常に前回のセッションを再開 |
もし、このレジストリを設定していた方は、必要に応じてほかの値へとご変更ください。