Microsoft、Copilot使用時にアイコン位置がズレる不具合を修正。Windows11にて
Microsoftは、Copilot in Windowsを使用すると、アイコン位置がおかしくなる不具合を修正したことを発表しました。
Copilot in Windows (プレビュー)が実装されて以来、マルチモニター環境でCopilot in Windowsを使用すると、デスクトップのアイコン位置がズレる・移動するという不具合が発生していました。
2024年2月7日付け(現地時間)でのMicrosoftの発表によると、この不具合は、2024年1月9日(現地時間。日本時間で1月10日)にリリースされたWindows11 23H2 / 22H2用更新プログラムKB5034123以降をインストールした環境で修正されたとのこと。
この不具合の影響を受ける環境にはセーフガードホールドが適用されており、Copilot in Windowsが有効にならなかったり、Windows11 23H2へのアップグレードがWindowsUpdateに降ってこなかったりしていましたが、2024年2月7日付けでセーフガードホールドは解除されました。以降、順次、Copilot in Windowsが有効になるほか、Windows11 23H2もロールアウトされます。Windows11 23H2が降ってくるまでには最大48時間かかりますが、Microsoftによると、PCを再起動することで早く降ってくる場合があるとのことです。
なお、企業や組織等で管理されているマルチモニター環境のPCではまだCopilot in Windowsは有効になりません。
アイコン位置がズレる不具合はWindows11だけでなくWindows10でも発生していますが、Windows10ではまだ修正されていません。しかし、Windows11 23H2へのアップグレードは降ってくるようになりました。