スリープから復帰後もウィンドウ位置を維持するよう修正。Windows10 Insider Previewにて
Microsoftは、Windows10のマルチモニター環境において、スリープから復帰後にウィンドウが移動する問題の解決に取り組んでいることを発表しました。
マルチモニター環境でスリープに入ると、スリープから復帰後にウィンドウが違う場所に移動したり、以下のように1つのモニターに集まることがあります。
この問題はDisplayPortを使用したマルチモニター環境で発生し、Rapid Hot Plug Detect (Rapid HPD)と呼ばれています。スリープから復帰するたびに、ウィンドウを元の位置に戻すのは中々に面倒且つ不便で、生産性も低下します。
Microsoftはこの問題の解決に取り組んでおり、Windows10 Insider Preview Build 27287でスリープから復帰後もウィンドウ位置を維持するよう修正を施しました。
Insider Previewではスリープから復帰後もウィンドウが元の位置を維持する
まだInsider Previewのみの実装ですが、上手くいけば、遠くない将来に通常のWindows10にも実装されるでしょう。