EVGA、NVIDIAとの関係悪化によりグラボ市場から撤退。GeForce RTX 4000シリーズなど、次世代グラボは製造せず
EVGAがグラボ市場から撤退しました。その原因は、NVIDIAとの関係悪化にある模様です。海外メディアのVideoCardzが報じました。
EVGAは、同社製グラフィックスカードの製造中止を発表した。GeForce RTX 4000シリーズだけでなく、新たにAMDやIntelのカードを取り扱うこともない。 この決定は、金銭的な問題ではなく、NVIDIAとの関係が悪化したためだという。EVGAは「これは敬意の問題だ」とGamers Nexusのインタビューで語った。EVGAはすでにGeForce RTX 4090のサンプルを製造していたが、量産されることはない。 EVGA CEO、Andrew Han氏は以下のように述べている。
また、EVGAは、同社フォーラムで既存製品の販売およびサポートは継続していくとも述べている。 EVGAの収益のおよそ75%はNVIDIA製GPUだ。NVIDIAとの関係を断ち切る決断は容易ではなかっただろう。NVIDIAの広報担当者は以下の短い声明を発表している。
EVGAの決定は、NVIDIAがボードパートナーに対しての姿勢を改めるための重要な教訓となったかもしれない。 [Source: VideoCardz] |
EVGAというと、GeForce GTX 970の3.5GB問題のとき、唯一、メーカーレベルで返品を受け付けたこともあり、非常に好印象を受けました。
残念ながら、NVIDIAとの関係悪化により、今後はグラボの製造は行わないとのことです。